雷さまと打ち上げ花火

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
お盆と言えば、花火と暑さと雷さま
ということで、今日は雷さまのエネルギーについて考察してみようと思います。
先月末の週末(7/25)のことですが、茨城県の全域で夕方からかなり強烈な雷雨になりまして、
あまりに凄い勢い(豪華絢爛)なので、何とか写真に残せないものかと、初挑戦しました。
まずは、普通に(自動で)取って見ることに。。。
なかなか雷さまとのタイミングが合わず、結構 難しいもんだなぁと感心しながらも、何とかパチリ。
すると、夜にもかかわらず、画面が真っ白で何だか分かりません。。。
今度は、露出時間を1/8sくらいに固定して再挑戦。
雷さまはいつピカッ、とくるかか分かりませんから、適当な間隔(2秒位)で機械的に撮りつづけること100枚。
何とか3枚がマトモな写真になりました。
さて、話を雷さまのエネルギーに戻しまして。
WEBで調べた雷さまの平均的な値(容姿[おすがた])が以下です。
 電圧=1億ボルト (1×E+08[V])
 電流=5万アンペア(5×E+04[A])
 時間=3ミリ秒  (3×E-04/3600=8.3×E-08[h])
エネルギーは、この三つを掛け算して、
1×E+08[V] × 5×E+04[A]) × 8.3×E-08[h]=415,000[VAh]=415[kWh]
この数字って、東京電力の「電気使用量のお知らせ(電気料金)」とだいたい一緒じゃん。
あの一瞬で、我が家の電気量一月分が轟音と閃光に化けると思うと、雷さまはやっぱり凄い。
ちなみに、1[kWh]=3.6[MJ(メガジュール)]なので、雷一発はおよそ1500[MJ]
打ち上げ花火の10号玉(尺玉)の火薬量がおよそ250[kg]なので、火薬のエネルギー換算を
4.2[MJ/kg]として、250[kg]×4.2[MJ/kg]=1050[MJ]
したがって、雷さま一発は、尺玉の1.5倍のエネルギーということになりました。
雷さまはやっぱり凄い。ということが数字で実感できたのでした。
では、今日はこのへんで。バイバイ
雷さま

富士の眺望限界を再更新か?

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
先日ご紹介したばかりの富士山の眺望限界更新について、”Hey, what’s that?”を使って
色々と計算しているうちに、自分でも信じがたい結果が出てきました。
なんと、これまで最遠望富士として確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)の方向ではなく、
富士山のほぼ真西にあたる278度方向「兵庫県赤倉山(383km)」が候補として挙がりました。
最遠望距離を一気に60km更新の可能性が出てきたことになります。
見え方としては、山頂から8合目が見える形になります。
ただし、富士の綺麗な台形ではなく、両側を別の山に遮られた状態と考えられます。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 赤倉山の標高1332*0.245=326mは、それぞれからの水平線距離を按分(250:150)として、
 赤倉山326*250/150=543mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+543=5244mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
再度繰り返しになりますが、私の体力では検証確認(撮影)は到底不可能です。
したがいまして、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
また、私は新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)
え~っ、今週は収穫が多く、スケールの大きい話題になったので自己満足しております。
皆さまには、楽しんでいただけたでしょうか?
では、今日はこのへんでバイバイ
最遠望の富士2