余震はいつまで続くのか?その353(磁気嵐スパイラル20)

皆さま、こんばんは。本日は長野で震度5弱の発震がありました。
過去を調べると、実に前回5/24青森沖M6.1から47日振りの震度5でした。
さて、
昨日から続く磁気嵐は20hで一旦終息し、再び15時から地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析563
ACE衛星データのプラズマ観測値からは、まだX1.1CMEの影響ではないと考えます。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明後日7/12に確率40%近いピーク(M6+対応)があります。

磁気嵐解析564
ご覧のように、「ピーク」は4回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は7/16夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析565
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

【重大かも知れない情報】東南海沖地震計の微振動と奇妙なパターン

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今朝ツイートからお知らせしましたが、この現象は読者から情報を戴きました。
Hi-net連続波形から[気象庁 JMA]→[関東東海地方]を選んで、以下の赤丸の波形をご覧ください。
震度の予測218
すると、以下の様な奇妙なパターンが現れます。私も初めて目にする波形、驚いております。
震度の予測219
そして、12:49長野北部M5.2震度5弱の地震発生から、その余震までを境に
この微振動パターンが、スーッと消えているのです。

震度の予測220
この後、どのような動きになるのか、しばらく監視体制を取りたいと思います。

余震はいつまで続くのか?その352(磁気嵐スパイラル19)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
ツイートでもお知らせしましたが、
本日7/9 12:00(JST)から地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析558
ご覧のように、見事なまでにBzの動き(-側)と3hの遅延時間を以って、地磁気が反応しております。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明日7/10に確率40%近いピーク(M6+対応)があります。

磁気嵐解析559
ご覧のように、「ピーク」は1回、「魔のくぼみ」は2回、そして「急変点」は9回あります。
そして、磁気嵐の影響は7/13深夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析560
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

千島列島でM5.8の地震発生

速報には遅いですが、
本日7/8 20:33(JST)千島列島M5.8(D17km)の地震が発生しました。(USGS)
USGS109.jpg
震源から約100kmの島は、2001年まで気象庁の観測所「得撫島(ウップル島)」がありました。
私の考案した簡易震度計算では、
震央から250km以内で、3千人が震度4相当の中にいました。
一番近い「得撫島(ウップル島)」100km地点でも震度4相当、大きな被害は無いものと考えます。
なお、発生した時間帯は、本日の「急変点」20:35にほぼ一致します。
◆磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

現在の超多発フレアの危険度を過去の震災から検証すると

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
本日午後に到達予測の出ていた磁気嵐ですが、ACE観測データからは、その兆候がありません。
予測誤差6hを見ても19:00(JST)までなので、NASAの予測精度が悪かったのか、まだ、これから
来るのか判断に迷うところです。
さて今回は、読者から
現在の超多発フレア先の震災時と比較して如何なものなのか、ご質問がありましたので、
データ分析を試みました。
まずは、現在まで10日間のフレア発生状況をご覧ください。
磁気嵐解析555-direc
既にM6級が2回発生しておりますが、Xフレアの影響は7/9以降と考えます。
次に、東日本震災時のデータです。
磁気嵐解析555-EJPN
前震となるM7.3の3日前から急激にフレアが増え出して、M5フレアが3回あった3日後に
本震M9が発生しておりました。

これは、私の磁気嵐ロジックの検証材料ともなります。
何故ならば、太陽でフレアが発生してから磁気嵐として地球に届くまで2~3日かかるため、
3日というタイムラグを以って発震時期とピタリと一致する訳です。

最後に、ニュージーランド・カンタベリー地震のデータです。
磁気嵐解析555-NZL
ご覧のように、カンタベリー地震の4日前にはM8フレアがあり、ほぼ同時期にロシアやトンガ
でM6超が発生しております。
また、一週間前には、インドネシアM6超が発生し、その2日前にはM8フレアがあります。
以上のように、過去の地震とフレアの関係を見ると、ますます磁気嵐ロジックが理に適っており、
実績からも、その正確さが検証されたのではないでしょうか。

結論として、現在の超多発フレアですが、
その殆どはAR1515黒点群からのものであり、以前、ご紹介したように、非常に多頻度ですが、
地球から見て南下方向へのCMEが多く
、Xクラス以外は、大きな影響は出ないものと考えます。
現に本日到達予定だった磁気嵐も、どうやら回避されるものと考えます。
(最近、NASAのシミュレーション精度が低下している様な気がします)
今回のデータ分析から、新たな知見として、
 フレアの累積値(duration curve)がX5程度を超えてくると、M6クラスの地震が発生している
 ことが見えてきました。これは今後の地震予測に非常に重要なファクターと成りえる知見です。
 今回のご質問を戴いた読者には、感謝の意を表したいと思います。
では、また変化があれば、お知らせ致します。

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