余震はいつまで続くのか?その391(磁気嵐スパイラル58)

もう2日間もHAARPデータが停止したままです。(HPには点検と書いてあるだけ)
NICTのデータから 昨晩9/8 21時から16hの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析738
今回も太陽磁場Bzの反転が原因で、どうもコロナホールをなかなか抜けられないようです。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
現在の確率50%台(M7++対応)が明日の深夜まで続きます。

 本日の確立50%台「魔のくぼみ」で千島M6.0がありました。
磁気嵐解析739
ご覧のように、「ピーク」は1回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は9/15夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析740
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

フィリピンの群発地震をGR則で再び試算(その4)

これまで3度に渡り、GR則による検証をしてきた、フィリピンの群発地震ですが、
発震頻度に若干の低下はあるものの、依然として逼迫度は格段に高いと考えております。
そして本日は、前回の検証で予測した、明日9/10を前にして、4度目の試算を致しました。
現在までに、この群発域では、M7.6を含めて、合計51回の地震が発生しました。
USGSの地震データも修正がかかり、当初の試算からデータが変化しております。

◆以下、地震の時系列とGR則のプロットです。
GR_PRPfig4.jpg
ご覧のように、今回の解析では、M8.5の切片が随分ピンポイントになったことが判ります。
◆これに基づく正規分布と時系列の発生確率のグラフです。
 (この計算は、基本的に日本時間でやっておりますので、現地時間は-1hしてご覧下さい)
GR_PRPfig4b.jpg
前回の試算からすれば、少し余裕が出ました。でも約3週間後という結果です。
 時系列のグラフから、M8.5の発生する可能性として、
 9/27深夜までに確率50%、9/29昼までに確率99%
ある事になります。

これ以降の検証は、このまま群発が続くようであれば、再度実施したいと思います。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。

余震はいつまで続くのか?その390(磁気嵐スパイラル57)

HAARPデータが停止したままで確認に手間取りましたが、
本日9/8 4時からの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析733
今回は、太陽磁場Bzの反転が原因で、どうやらコロナホールを抜ける間際のようです。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
現在の確率50%台(M7++対応)が明日の深夜まで続きます。

 昨日の中国雲南省の直下型地震は確立50%台「魔のくぼみ」の中でした。
磁気嵐解析734
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は17回あります。
そして、磁気嵐の影響は9/13夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析735
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その40改)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第40回目となりました。
(昨年末から毎週末、約9ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週8/31にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120831WA
この間 M4超の地震は6回、全てが想定範囲外でした。正解率0%
これは、一体何たることか。9ヶ月半も続いた正解率8割が、いきなり0%!
 唯一考えられる理由としては、これまでと発震の条件が大きく変化したのか
そして、これまでと同じ手法で、次の震源域の画像処理をすると以下のようになり、
先週とほとんど同じ状態となります。
(あえて、想定域は書き込みませんでした)
水温20120907W
これまでの海水温変化を注意深く観察して辿り着いた結論。
この異常事態は、8/22頃から北緯35度より北側の全域(太平洋&日本海)で海水温が高温のまま、
高止まりし、殆ど変化が無かったための様です。

このため、2週間の中では差分も出ず、本来余震域である東日本にも想定域が無かったのです。
以上の理由から、今週は本日の海水温平年差をそのまま掲載する事と致しました。
水温20120907Wb
今週は申し訳ありませんが、震源想定域をご提示することが出来ません。
 ただ、静観する事と致します。

[9/8 0:40追加]
8/22~9/7の平均から、8/11~8/21の平均を差し引くことで、何とか想定震源域が見えて来ました。

そして、次の震源域の想定は、以下の通りになりました。
水温20120907W4
◆今週の注目は、
 やはり8週間続く、北海道の内陸部を含む強震度想定域です。

 三陸沖りアウターライズも復活して来ました。

◆他にも、福島~茨城沿岸と豊後水道が復活しております。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

フィリピンの群発地震をGR則で再び試算(その3)

これまで2度に渡りご紹介している、フィリピンの群発地震ですが、
依然として逼迫度は格段に高い事から、現在までのデータで再度試算を致しました。
現在までに、この群発域では、M7.6をふくめて、合計46回の地震が発生しました。
当初の試算時より、データ数は約2.5倍になりましたので、精度の向上が期待できます。

◆以下、地震の時系列とGR則の試算結果です。
GR_PRPfig3.jpg
ご覧のように、今回の解析でも、ほぼ1週間以内にM8.5の可能性を示唆しております。
◆更に、直感的に逼迫度が見える様に、時系列で発生確率を表示してみました。
GR_PRPfig3a.jpg
(この計算は、基本的に日本時間でやっておりますので、現地時間は-1hしてご覧下さい)
このグラフからは、M8.5の発生する可能性として、
9/10朝までに確率50%、9/12昼までに確率99%
ある事になります。

願わくば、この計算が外れる事を祈ります。

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