本日19時頃に到達予定の磁気嵐ですが

どうも、最近のNASAシミュレーションは、明らかに精度が落ちてる様に思います。
本日19時頃に到達予定だった強力なコロナホール(西没した巨大黒点AR1504起源)
による磁気嵐ですが、約4h過ぎだ現在もACE衛星データで変化がありません。

磁気嵐解析522
本来、ACE衛星は地球より太陽に約150万km近いため、若干早目に変化を捕えることが
出来ます
が、今回の磁気嵐のプラズマ速度500kmと見積もると、約1h早く変化が出る
はずが、未だ出ておりません。
また、右のグラフから、地球への到達数時間前にはプラズマ密度が上昇していますが、
その兆候すら見られません。
したがって、既に予測誤差7hを超えており、本日の監視は打ち切りたいと思います。
今夜も早目に就寝致します。

本日 世界でM5~6級の地震が続いている

本日の[ツイート]でもご紹介しておりますが、
今のところ 日本での大きな発震はありませんが、世界ではM5~6級の地震が続いています。
本日6/24 12:15(JST)ロシア・カムチャッカでM6.1(D=17km)の地震発生。
幸運にも一番近い都市Ust-Kamchatsk Staryy(人口5千人)で震央から150kmあり、
日本の震度4相当。被害は軽微である思われます。
USGS100.jpg
本日16:59(JST)中国南部でM5.5(D=9km)の直下型地震発生。
簡易計算では四川省・雲南省で17万人が日本の震度4の中。
震央の山間部は震度5弱~強。2人死亡、100人負傷を確認。
USGS101.jpg
現地情報ソース元[世界の地震情報]
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その344(磁気嵐スパイラル11)

昨晩は体調不良のため早く休んでしまいました。今朝5:00ですが、
この記事をアップしたら、本日外出予定のため、もう一度休むつもりです。
[17:00 お待たせ致しました、予測表を更新しました]
さて、
昨日6/22 17:00(JST)から7hの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析520
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。(矢印が見苦しいので先週から表記を変えました)
磁気嵐解析521
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は1回、そして「急変点」は12回あります。
そして、磁気嵐の影響は6/28夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 6/23(土)00:39 03:41 06:42 10:35
-----13:36 16:37 20:22 23:23

△ 6/24(日)01:25 04:27 07:28 11:07
-----14:08 17:10 20:40 23:42

◇ 6/25(月)02:14 05:16 08:17 11:41
-----14:43 17:44 21:00 –:–

◇ 6/26(火)03:08 06:09 09:11 12:18
-----15:19 18:20 21:20 00:01

★ 6/27(水)04:15 07:15 10:15 13:06
-----16:06 19:06
 21:50 00:22

◇ 6/28(木)05:32 08:32 11:32 14:08
-----17:08 20:08 22:50
 00:50
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その29)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第29回目となりました。
(昨年末から毎週末に約6ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週6/16にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120615WA
この間M4超の地震は20回、内16回が想定範囲でした。正解率80%。(今週は合格です)
予想から外れた4回は、三陸はるか沖での発震でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(先週から急変し、太平洋側の水温が急激に上昇しております)
水温20120622W
◆今週の注目は、再び復活した東日本の強震度想定域です。
 他にも、北海道と伊勢湾にも強震度想定域があります。
伊豆半島沖と豊後水道(四国~九州)については、
 2週間続けてのランクインです。
 
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

久々に気象衛星画像解析をやりました。

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨日の[ツイート]でもご紹介しましたが、昨日6/21午後になって、
宮城南部の内陸地震が 13:12M2.7,13:19M3.3,13:21M2.6,13:29M2.8,14:26M2.8
と5回も続きました。
(震央40km以内)
震度の予測215
昨日の発震の多くがM9震源域の左側ライン上であり、
北が滑れば次は福島?茨城ラインの内陸発震か?
と思い、関東中心に久々に気象衛星画像解析(定在波の抽出)をやりました。
20120620定在波
結果、
50km程度の関東周辺から延びる定在波が何本か確認できました。
これは、ご参考まで。

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