余震はいつまで続くのか?その12 (余震規模の予測)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
この一週間、
連日でアクセス数が250を超えているので、正直、自分でも驚いています。
更にアクセス記録を見ると、
大学関係や大企業、自治体、国の研究機関などからのアクセスがあります。
皆さん共通の認識として、
次の大規模な余震がいつ来るのか、それとも、このまま来ないのか、関心のトップにあるからこそ
のアクセス数の多さだと思いますので、私もご期待に沿えるだけの有用な情報を発信して行きたい
と考えております。
さて、前置きが長くなりましたが、
一昨日、余震が小休止すると、どうも次の余震規模がM5.5以上になってそうだとご紹介しました。
今回は更に、この関係について、地震のポテンシャルの観点から、理論的に整理してみたところ、
まだ完全ではないものの、ある程度の精度で次の余震規模の予測が出来そうな可能性が見えて
きましたので、以下にご紹介します。
震度の予測.jpg
赤線の予測震度(Mw)[右スケール]に対して、余震実績[左スケール]がほぼ一致しております。
これより以下の記述は、数式の嫌いな方は読み飛ばして下さい。
さて、
以前ご紹介した「グーテンベルク・リヒターの法則」により、本震からの経過日数(Days)に応じて、
日々発生する可能性のある余震規模は、以下の式で表現することができます。
グーテンベルク則平均余震.jpg
ここで、式中のMw=6.485とは、3/11本震から3日目(3/13~3/14)の24時間以内に発生した余震の
累積合成値(Mw)です。3/11本震直後は余震規模が大きく、いわばポテンシャルが荒れていたため、
余震が少し落ち着いた3日目からのデータを採用しました。
また、Daysとは、3/11本震から3日後の3/14からの経過日数です。
なお、毎日発生している余震のエネルギーが、全て1回の地震で起こったと仮定した場合に、
その累積合成値(Mw)は、以下の式で表現することができます。
余震の累積合成値.jpg
具体的な予測方法ですが、グーテンベルク則による平均余震規模以上の余震が発生した期間で、
余震の累積合成値とグーテンベルク則平均余震との差を時間積分したものを0.18倍して、
グーテンベルク則平均余震に加算すると、ちょうど良い具合に予測震度(Mw)が出てきました。
ただ、
唯一この計算を実行するあたり問題となるのは、余震が発生する度にデータを追加して計算
し直さなければならないことと、現時点(最終データ)での余震規模の予測は出来るものの、
発生する日時の予測が出来ない点です。
でも、次の余震規模を知る上で、かなり有意な情報源と成り得るものと自負しております。
あくまでも、
限られたデータからの予測ですので、当然のことながら保証はできませんが、今現在までの
データから見えるのは、数日内のM7以上の最大余震は、起こりそうもない事です。
更にグラフから推し量ると、(6/3のMw=6.1が発生するまでに8日間の小休止を要した)
M7以上の余震が起こる条件として、少なくとも2週間程度はM5級の余震が小休止する
必要性が考えられます。
正に「嵐の前の静けさ」=エネルギーの蓄積期間、となるのでしょうか。。。
これらのことから、
私なりに、少しだけ安心しておりますが、繰り返しますが「保証はできません」ので。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その13(6月最大余震は撤回)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
多方面の方々から、
数多くのアクセスをいただくようになって、早9日目となりました。
大学や国の研究機関、自治体等々。非常に励みになります。
先に私がご紹介した「6月最大余震説」については、月や太陽の潮汐力と余震の関係から、
その可能性の高い日時を予測したものですが、先日ご紹介した「余震規模の予測手法」に
照らして、今後の余震活動の傾向を仮定すれば、特に余震の可能性が高いとした日時での
巨大余震は無いことになります。
震度の予測2.jpg
グラフのプロットを見ていただくと、
特に余震の可能性が高いとした 6/14,15がM5.6程度、6/20~22でもM6.5以下という
結果が出ました。
したがいまして、
先にご紹介しました、6月最大余震説については、本日を以って撤回いたします
しかしながら、
仮に、このまま大きな余震(M5.2以上)も無く、小休止期間が6/28頃まで続いてしまうと、
M7級の巨大余震も可能性が出てまいります。
更には、
万一それが7/7頃まで続いた場合には、我々が最も恐れてるM8級の可能性すら出て来るのです。
ただし、
M7~M8級の発生過程が、このような単純なプロセスからではなく、全く別のプロセスで発生
していることは十分に考えられますので、最終的にはそれが起きてみないと判らない。
ただ何となくですが、適度にM5級の余震が数多く起きていれば、巨大余震に発展しないような
感触は確かにありますが。。。
それから、
このように言うと誤解を招くかも知れませんが、私は決して無責任に余震の予測結果を提示して
いる訳ではなく、今まで得られたデータに基づき、現時点での私の技術屋としての知見を総動員
して、皆さまにご紹介しているつもりです。
当然のことですが、
ご紹介したデータをどのように受け止めるかは、ビューアーの皆さまの自由の範疇ですので、
当たるもハッケ、当たらぬもハッケ、程度の受け止め方でも、筆者は一向に構いません。
今はただ、本当に巨大な余震が来ないことを祈るのみです。
なお「余震規模の予測」については、大きな余震(M5.2以上)が起こる度に補正が必要なため、
今後も責任をもって、検証を続けていきたいと思います。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その15 (4/7のM7.1検証と今後)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

毎日、数多くのアクセスがあり、
国内外の大学や研究機関、自治体などからも、アクセスが多くなってきました。
地震の話題につき不謹慎ではありますが、本当に楽しみながらブログを書いております。

さて、私が発見したロジックである、
次の余震規模を予測する手法が、4/7の余震M7.1にも適用できたのかについて、検証してみました。
震度の予測4.jpg

どうでしょうか、[赤の予測値は右スケール]見事に予測できている様子がわかると思います。

ちなみに、この時点では、グーテンベルク則平均余震を超えてリセットがかかってから、M7級が起こるまで、
たったの6日間でした。

現在は、
リセットからM7級が起こるまでに、約18日程度を要します。(ロジック通りとして)

これは、
余震のポテンシャルがグーテンベルク則に沿って、約1/3になったことの証拠でもあるのです。

さすがに、本震M9.0直後の多頻度な余震に、このロジックは通用しませんでしたが、少なくとも、
3/11から3日後、3/14からの余震活動については、ほぼ予測が出来ているようです。

したがって、私の考えでは、
以前にも触れたように、M7~M8級の発生過程が全く別のプロセスではないことを前提とすれば、
M8級の最大余震は、かなり長期間の小休止状態が続いた後でなければ起こり得ないことになります。

つまり、私はこのロジックの結論として、
今後の発生が心配されるM8級の最大余震が起こるまでに、予測誤差(M0.5程度)を考慮に入れても、
少なくとも3週間程度の小休止状態が続くと考えるのが妥当である、という答えに辿り着きました。

これなら、
仮にそのような状態に近づきつつある状態にあっても、十分な心の準備が出来そうですね。
(出来れば、6/20-6/22あたりで適度なガス抜きをしてくれると良いのですが。。。)

このブログでは、
今後も責任を持って、何か変化や兆候が現れれば、皆さまにお知らせしたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その14 (本日予測的中)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
多方面の方々から、
数多くのアクセスをいただくようになって、早10日目となりました。
今日も、大学関係や国の研究機関からアクセスがありました。
本当に励みになります。
ところで、先ほどあった、22時07分の三陸沖地震ですが、
6月最大余震説」の中で予測したものに、ほぼ一致する日時がありました。
そして、余震の規模についても、
昨日のグラフで予測したM5.6に対して、やや大きいM5.9でした。
これは、全くの手前味噌ですが、
今回の余震では、日時と余震規模の両方を予測できたと言っても良いのではないでしょうか。
そこで気になるのは、次の余震ですが、
余震規模は、先ほどのM5.9で一度リセットがかかるので、以下のようにグラフが下方修正されます。
震度の予測3.jpg
これによれば、
比較的大きな余震の起こりやすい日時での余震規模について、仮に6/22まで余震が小休止しても
M6以下になるものと、予想されます。
更にその先には、
小休止期間が7/2に延びればM7級となり、万一7/12まで延びればM8級となる訳です。
しかし今回の余震で、ここまで予測が的中するとは、我ながら驚いてしまいました。
あとは、このまま適度にリセットがかかりながら、M8級が来ないことを祈るだけです。
念のため、
来月の余震について、予測される日時は以下の通りです。(◆:確率が高い日のみ記載)
 -----------------------
◆7/13(水)  15:15 22:11
◆7/14(木)  16:05 23:07
◆7/19(火)   2:18 18:54
◆7/21(火)   6:41
それから、日時の予測は月齢に基づいているため、29.5日周期で巡ってきます。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その11 (余震の小休止)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日で五日連続の250アクセス超えが続いております。
自分でも驚いているところです。

さて、
本日は余震の小休止とその後の余震について、一つの考察結果をご紹介します。

天候などでは、良く「嵐の前の静けさ」という表現が使われると思いますが、
同様のことが地震に関しても当てはまるのではないかと、ふと考えた訳です。

結果としては、
本震後の3週間と4/7のM7.1余震後の2週間を除けば、完全とまでは言えませんが、
何となく余震活動が小休止した後にはM5.5以上の比較的大きな余震が発生している
傾向があるように見て取れます。
余震の小休止.jpg

これは正に、地震活動における「嵐の前の静けさ」と言えるのではないでしょうか?

今日も、
そんなことを考えていたら、久々に結構大きい余震が来てビックリしました。
この2,3日、何となく余震活動が静かなので、気にはなっていたのですが、
今回のデータを見て、一人で納得してしまいました。

いよいよ明日から、
私の予測した、6月最大余震説の可能性のある日々が続きます。

どうか、予測が外れますように。。。皆さまも、私と一緒に祈って下さい。

では、また。

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