[緊急情報] 三陸沖のGR則による今後の見通しについて (再検証2)

笑顔 長らくお待たせ致しました。 今しがた、計算がが終わりました。
まずは、3/14のM6.8から13日間の動向をご覧ください。
三陸沖M68余震13d
今回も、震災時の再検証2と同様に、至近3日間とその前10日間に分けてGR則を適用しました。
では、GR則のグラフ比較です。 ◆ここでは、M8の発生確率を検討しております。
三陸沖GR則グラフ13d
ご覧のように やはり、明らかに右側(至近3日間)の方が直線の傾斜が緩くなっています。
※この傾斜が緩いほど、直線右側の切片が上がり、大きい地震が起き易いことを表わします。
そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
三陸沖GR則正規分布13d
左のグラフに比べ、右側(至近3日間)の計算結果は、発生までの期間が約1/4になり、
明らかに大地震発生のひっ迫度が高くなっていると、判断出来ます

3/24「三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて(再検証1)」で、3/14-3/21の地震データで
解析した時と比較すると、発生までの期間が約1/5にまで ひっ迫度が高くなっております。
(計算には、誰でも入手可能な気象庁一元化データを利用しております)
最後に、
今回は、三陸沖で短期間に2回ものM6クラス発震があったことから、危機管理的な意味合いから、
具体的な数字を出しましたが、私も、自然現象がそう簡単に計算通りに行くとは考えておりません。

実際、震災前(前日まで)のデータにGR則を適用して得た答えは、M8が6日以内・M9が10日以内
に対して、すぐ次の日にM9の発震でした。
したがって、最悪を考えるならば、右側のグラフで約40日以内にM8の可能性があるるならば、
その1/10の期間の4日後にM8が来ることも考慮しなければなりません。
それから、
私は、皆さまを威かそうとして、この記事を書いているのでは無いことだけは、どうか、ご理解下さい。
私の言いたいのは、その時が来ても慌てずに済むように心と物の準備をお願いしたいだけです。
今の日本が、そのようなハイリスク状態であることだけは、忘れないで下さい。
どうぞ、よろしくお願い致します。

3/27の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は11回で、ほぼ至近平均のペースですが、
20時00分岩手県沖M6.4震度5弱の後も、同じ震源でM5.1,M3.8が続き、
その後も無感地震のM2~3が20回も発生しております。

◆この動きは、震災時と比較するとM1小さいだけで、前震活動は震災時の動きと酷似しており、
 最悪を考えると、数日内にM8の可能性も否定できません。

私は、震災時の二の舞だけはしたくありません。
 危機管理情報として、今からGR則による三陸沖の予測計算を始めますので、
 今夜中には、その答えをアップすることをお約束いたします。お待ちください。

では、今日の気象衛星の画像です。(3/27 8:00-17:00)
20120327anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120327定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲量が極端に少なく、特徴的な箇所が際立ったおります。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
房総沖と三陸沖に境界線が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、再び出現した、黄色で囲む範囲赤線で示した筋状の雲ですが、
岩手沖の震源域を取り囲むように右側が開いており、そこへ水色の雲のない範囲が、
突き刺さるように配置され、非常に複雑に入り組んでいる様子が伺えます。
今さらですが、既に衛星画像には、岩手沖の前兆が現れていたと考えます。
もう1つ注意したいのが、関東沖の黄色(点線)で囲むベッタリと張り付く雲で、
房総から離れましたが、東に延びる帯は、3/19から連続しており9日目です。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に青天に恵まれ、怪しい雲も見当たりませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。バイバイ

惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨年のことですが、
読者から表題についての、質問を受けたことがあります。
潮汐力とは、皆さまもご存じのように、
月や太陽から受ける引力が起因となって、潮の満ち引きを起こしますが、
それと同時に、地球も直径にして20cm~30cmの塑性変形を受けています。
その潮汐力は、対象となる天体の質量に比例し、距離の3乗に反比例します。
以前から、惑星直列によって地震が発生するような記事を見かけますが、
仮に全惑星を一直線上に並べても、その潮汐力の合計は、地球が月から
受ける潮汐力の1/17400
にしかなりません。(その98%は金星からの潮汐力

※一番大きい木星ですら、距離が遠く1/17万にしかなりません

したがって、
「惑星直列」と地震との関連性は考えられないと言うのが私の結論です。
ちなみに太陽からは、月の0.454倍の潮汐力を受けますので、私の計算にも
反映しております。
それから、
月と地球の距離は一定ではなく、およそ13%ほど変動していますが、
特に、その距離が近付く時を「スーパームーンと呼んでおります。 (発生頻度は、年間3~4回です)
スーパームーン
同様に、その影響力を計算すると、月の潮汐力を最大25%程度増加させますが、
太陽との関係や色々な相関を取って、何とか地震との関係を探ったのですが、
結局は、明確な影響の有意性が見つからず、私の計算には反映しておりません。
したがって、私の考えでは、
「スーパームーン」も地震のトリガーに成り得ないと結論しております。
では、また。バイバイ

予測A,Bロジックの気になる空白(その6)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨晩の22時22分福島県沖M5.2震度4以降、東日本震源の地震が中心となっております。
さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
またまた「気になる空白」が発生していることに気付きました。
震度の予測187
3/22-3/26の空白Rから、2/29前後の赤丸で囲む範囲のプロットを累積して規模を予測すると、
3/30にM5.54となります。 計算式は、以下の通り。
Log10(10^(1.5*M5.1)*3 + 10^(1.5*M4.9) + 10^(1.5*M4.8)*2 + 10^(1.5*M4.5)*2 + 10^(1.5*M4.3)*2
+ 10^(1.5*M4.2))/1.5 = M5.54
前回(その5)での発震誤差が1日ありましたので、今回は3/29~3/31ににM5.54とします。
なお、3/30は月齢相関の特異日★(確率3倍超)にもなっております。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

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