余震はいつまで続くのか?その168 (再び磁気嵐)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

これは、私が最近辿り着いたリンク先で、
NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)が公開している「リアルタイム磁気圏シミュレーション」の画像ですが、
実際の地磁気圏は、このような姿をしているのですね
そして、明らかに10/15 13:27(UT)=10/15 22:27(JST)から地磁気が変化した様子が見て取れます。
磁気嵐解析36.jpg

実際、JAXAの磁気嵐データでも、10/15 23:00(JST)から中規模の磁気嵐が観測されました
大規模の磁気嵐が地磁気1%の変動とすれば、今回は0.5%程度の変動ですが、過去にはこれでもM6クラスが
発生しておりますので、決してあなどってはいけません。
磁気嵐解析35.jpg
これから、今後予想される磁気嵐による地震の発生日時は以下の通りです。
15h:10/16 14時、22h:10/16 21時、40h:10/17 15時、60h:10/18 11時、100h:10/20 3時、140h:10/22 19時。

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。 (磁気嵐に合わせて10/22まで提示しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19

☆10/17(月)12:56 15:56 18:56 23:11
-----01:31 04:32 08:57 11:58

★10/18(火)13:39 16:40 19:40 23:56
-----02:11 05:11 09:35 12:35

◇10/19(水)14:35 17:35 20:35 –:–
-----02:56 05:56 10:12 13:12

☆10/20(木)15:45 18:45 21:44 00:54
-----03:53 06:53 10:59 13:59

△10/21(金)17:15 20:14 23:14 01:56
-----04:56 07:55 11:48 14:48

△10/22(土)18:38 21:37 –:– 03:00
-----05:59 08:59 12:36 15:35

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/26頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その167 (幸運にも4)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど、18:27千葉県北西部でM4.2最大震度2の地震がありました

AQUA-REALの即時CMT解析によると、スリップ角1/スリップ角2=73.8/97.7で、90度からのずれ16.2/7.7度を
15度で割って、時間換算すると1:05~0:31となり、予測表Cグループの17:25が遅れて発生したものと解釈
できます。
しかしながら、これまで千葉内陸部はCグループに無かった事から、この近辺の震源域が微妙に構造変化
しているものと考えられます。

そして、この地震も幸運なことに、震源域が深さ80kmとケタ違いでした。
仮に10km程度だったとしたら、震度4以上だったと思われます

この地震ですが、
海水温度の図で、茨城~房総沖の温度低下が顕著であるのを記事にしようとしていた矢先の発生でした。
そして、本日の震源域をプロットしてみると、見事なまでに東日本へ集中砲火状態だったことが判ります
海水温解析47.jpg

一方、世界に目を向ければ、各地でM6~7クラスが立て続けに発生しております
どちらも、被害の状況は報道されておりませんが、たまたま大都市から離れていたためでしょうか。
磁気嵐解析34.jpg

ロジックのグラフですが、昨日の小休止状態の影響から予測BがほぼM6を示しております
震度の予測134.jpg

これまでの経過からすると、この状態になると、大体予測Bと一致する地震が発生しています

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。 (グラフに合わせて10/21まで提示しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/14(金)11:24 14:25 17:25 21:21
-----–:– 02:50 06:56 09:57

☆10/15(土)11:50 14:50 17:51 21:55
-----00:21 03:22 07:38 10:38

△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19

☆10/17(月)12:56 15:56 18:56 23:11
-----01:31 04:32 08:57 11:58

★10/18(火)13:39 16:40 19:40 23:56
-----02:11 05:11 09:35 12:35

◇10/19(水)14:35 17:35 20:35 –:–
-----02:56 05:56 10:12 13:12

☆10/20(木)15:45 18:45 21:44 00:54
-----03:53 06:53 10:59 13:59

△10/21(金)17:15 20:14 23:14 01:56
-----04:56 07:55 11:48 14:48

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/19頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

最近の震源域と予測時間のずれ (雑感、皆さまへのメッセージ)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど、11:55茨城県北部M4.2最大震度3の地震がありました
内陸部での発生でしたので、
震源域の真上に近い方々には、同じ震度3でも、よりショックが大きかったことと思います。

予測表では、Aグループ11:50に符合しますが、茨城北部は本来予測表のC,Dグループに属しております。
しかしながら、実際にAグループでの発生があった訳で、昨夕の千葉内陸部の震源域と同様に、この近辺でも
微妙な構造変化が出てきているものと考えられます。
(現在、グループの再編成[補正]について思案中です)

仮に、本日の予測時刻を符合させるならば、07:38と10:38に対して横ずれ分を補正することになりますが、AQUA-
REALの即時CMT解析によるスリップ角1/スリップ角2=-42.3/-123.6と90度とのずれ47.7/33.6度を15度で割り、
時間換算すると3:11~2:14となり、予測表07:38や10:38が遅れて発生したものと解釈するのも可能です。

一方、今回の地震は、昨晩の00:10宮城県沖M3.6から約12時間ぶりの有感地震でした。
震度の予測135.jpg
この小休止の影響から予測値は更に伸び、予測AはM7クラス、予測BはM6クラスの発生を示唆しております。

昨日もお伝えしたように、過去のデータから、予測BがM6に達すると、ほぼ同規模の地震が発生しております

本日は、Bグループの14:50が、至近の磁気嵐から140hの第3ピークとなっておりますので、特に要注意です。

-------------------------------------------------------------------------------------
さて、過去にも幾度かお伝えしておりますが、初めてご覧になる方へのメッセージとして改めて記載致します。
-------------------------------------------------------------------------------------

私のご提示している情報は、全ての可能性を排除せず、危機管理的な意味合いが強いことを前提として、
微力ながら、私の技術者(エンジニア)としての知見の及ぶ範囲で、まだ学会などで仮説にもなっていない領域
まで踏み込んで、データを解析、吟味し、相関有りと判断したものを取り込みながら、独自の手法で予測をして
おります。
眠い目を擦りながらも、自分の時間を費やし、これまで情報を発信し続けてきた原動力は、全てが、自分の家族
や身内、知人を守りたい。ついては、広く読者の皆さまの防災の一助となれば幸いと思ってのことです。

私からの情報を必要か否かを選択するのは、当然のことながら読者の皆さまです。

私は、ブログの中で何度か触れてきたように、
グテンベルグリヒター則に沿って、M9の本震に対しては、M8は1回、M7は10回、M6は100回とM1下がる
毎に10倍の回数の余震があると、信念を持って情報を発信し続けております
したがって、残りのM8が1回、M7が4回を消化し終わるまで、この話題を続けるつもりでおります
(M6の100回は数ヶ月内に到達するでしょうが)

宜しければ、今後とも毎度のお付き合いをよろしくお願い致します。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その166 (幸運にも3)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
今朝5:50に、日本のはるか沖合の日本海溝東側でM4.7の地震がありました。幸運でした。
しかしながら、これ以降、現在までに中規模以上の地震が発生しておりません
海水温解析46.jpg
私には、この状態が「嵐の前の静けさ」ではないかと、どうも胸騒ぎがしてなりません
そもそも、私が現在ご提示している地震予測のロジックを考えついた主因が、このような「嵐の前の静けさ」
の後には、必ずM5クラス以上の地震があったことに依ります。
被害が無いのに越したことはありませんが、それにしても静か過ぎるように感じます。
一方、今回から、予測Aを至近の地震データ(3ヶ月程度)のみとの整合性に絞って最適化を図りました。
震度の予測133.jpg
これまでは、グーテンベルグリヒター則に沿って、本震M9直後から現在までを一つの数式で表現する事
こだわってきました。
しかしながら、10/5の記事「余震はいつまで続くのか?その160 (グループ別発生頻度)」の回でご紹介した
ように、本震M9直後と現在とでは、地震の発生するA~Dグループ間の偏りが異なっていることから、当然に
地震の発生機構も少しずつ変化して来ているものと解釈し、至近データでの最適化としました。
これにより、9/15での予測値の乖離はM0.65以内となり、現在値はM7クラスを示唆しております
これまで日本でのM6クラス発生はありませんが、本日12:16(JST)にインドネシアでM6.1の地震が発生
しております。 (磁気嵐の発生から約90時間後で、100hの第2ピークに近い時間帯でした)
磁気嵐解析33.jpg
過去のデータからは、まだ磁気嵐後第2,3ピークの100h,140hが可能性として残されております
引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。
以下、今後の予測日時です。 (グラフに合わせて10/21まで提示しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇10/13(木)11:06 14:07 17:07 20:49
-----23:50 02:37 06:17 09:17
△10/14(金)11:24 14:25 17:25 21:21
-----–:– 02:50 06:56 09:57
☆10/15(土)11:50 14:50 17:51 21:55
-----00:21 03:22 07:38 10:38
△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19
☆10/17(月)12:56 15:56 18:56 23:11
-----01:31 04:32 08:57 11:58
★10/18(火)13:39 16:40 19:40 23:56
-----02:11 05:11 09:35 12:35
◇10/19(水)14:35 17:35 20:35 –:–
-----02:56 05:56 10:12 13:12
☆10/20(木)15:45 18:45 21:44 00:54
-----03:53 06:53 10:59 13:59
△10/21(金)17:15 20:14 23:14 01:56
-----04:56 07:55 11:48 14:48
凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/19頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その165 (幸運にも2)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど、17:29に福島県沖M4.5最大震度2の地震がありました
幸いにも、震源域が30kmと深かったため大事には至りませんでしたが、私は神さまの手加減があったと
解しております。

さて、海水温度と震源域の関係では、やはり「変化の大きい地域に集中して地震が発生」しております
海水温解析45.jpg

また、地震の発生した時間帯に注目すれば、
23:59~1:40の約1.7hに東日本でM4クラスが4回発生、更に5:55~6:32の約0.6hに佐渡~九州でM3~4
クラスが3回発生し、磁気嵐との関係から「40~60h後の第1ピークに集中して発生」したものと考えます。

蛇足ですが、
USGS(アメリカ地質調査所)によれば、17:59(JST)にインドネシアでM4.8が発生しており、さながら17:29の
福島県沖M4.5とリンクした動きにも見て取れます。

これは、私感ですが、
地震発生の時間スケールを考えれば、これら3つの集団は、それぞれが、ほぼ同時に発生したものと解釈
出来るのではないでしょうか

これまでM6クラス発生はありませんが、過去のデータからは、まだ磁気嵐後第2,3ピークの100h,140hが
可能性として残されております

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。 
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/12(水)10:50 13:50 16:50 20:37
-----23:37 01:43 05:36 08:36

◇10/13(木)11:06 14:07 17:07 20:49
-----23:50 02:37 06:17 09:17

△10/14(金)11:24 14:25 17:25 21:21
-----–:– 02:50 06:56 09:57

☆10/15(土)11:50 14:50 17:51 21:55
-----00:21 03:22 07:38 10:38

△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/19頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

1 548 549 550 551 552 599