お風呂の保温について 再考2
毎度のお付き合いをありがとうございます。
このところ、真冬の様な寒い日が続いており、どうしてもお風呂について
考えてしまいます。
ということで、
今回は、お風呂に人が入ると、どれくらいお湯が冷めるのか?
を計算してみようと思います。
40℃で200L のお湯に、36.5℃で60kg(60Lと考える)の人間が入る
場合を想定しますと、カロリーの考えから以下のように計算できます。
40℃ ×200L = 8,000kCal
36.5℃× 60L = 2,190kCal
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合 計 260L =10,190kCal
⇒10,190kCal÷260L=39.2℃
と言うことで、
計算上では、体温が39.2℃まで上がり、お湯は0.8℃下がる。
やっぱり、お風呂は人が入るだけで、少しぬるくなるようです。
では、凍てつくような真冬に、冷えきった体でお風呂に入るとどうなるか?
計算上ですが、体表面温度の平均を34.0℃として計算すると、
40℃ ×200L = 8,000kCal
34.0℃× 60L = 2,040kCal
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合 計 260L =10,040kCal
⇒10,040kCal÷260L=38.6℃
同様にして、
計算上では、体温が38.6℃まで上がり、お湯は1.4℃下がる。
温度としてはチョットの差ですが、体感温度はそれ以上の差に感じられるはずです。
夏に比べて、冬の方がお湯の温度を1~2℃高めに設定するのは、このへんの感覚
から来る、生活の知恵なのでしょうね。
では、また。