地球温暖化と低炭素社会への疑問

毎度のお付き合いをありがとうございます。
今回は、私が以前から疑問視していた標題について少し考えたいと思います。
なぜ急に、この話題かというと、
朝日新聞の記事「太陽活動停滞で0.7度寒く 13年以降にミニ氷河期?
を見て、ほぉらやっぱり、CO2ばかりが地球の気温を左右している訳ではないぞ、
と見てとったからです。
この説明によると、
全宇宙的にみると昼夜問わず起こっているであろう超新星爆発の影響などを起源とする
高エネルギーの宇宙線(主に陽子らしい)は、いつも地球にまんべんなく降り注いでおり、
その結果、大気中の窒素や酸素原子と反応して、結果的に水蒸気(雲)が出来るようです。
また、宇宙線の飛来する強さは、太陽の活動とも密接に関係しており、
黒点を多く観測するような太陽活動の盛んな時期(大体11年周期)には、太陽風(プラズマ塊)
も強く吹いており、地球に降り注ぐ宇宙線を吹き飛ばし(あるいはバリア的な構造を形成)、
結果的に雲の量が減って、地表に届く太陽熱が多くなり、地球の平均気温を上昇させる。
逆に、黒点の少ない太陽活動の弱い時期には、太陽風も弱く、地球に降り注ぐ宇宙線が
ダイレクトに届くようになって、雲を増やし、雲によって太陽光は反射されて、地表に届く
太陽熱は減ることとなり、地球の平均気温を下げる結果となる。
この記事では、その差を過去の記録から推測して、最大0.7度としている。
(17~18世紀にかけて太陽の活動が極めて弱まった=地球の平均気温が下がった=小氷河期)
確か、地球の平均気温が0.2度くらい上昇しただけで、気候変化はかなりの影響を
受けるように記憶しているが、それが0.7度といったら、一体どうなるのか
記事は更につづき、太陽活動は2013年をピークに数十年の停滞期を迎えることが予想
されており、地球がミニ氷河期に入る可能性もあるという。
これが事実であれば「地球温暖化は、どこへやら」である。
今、全世界が一丸となって、地球温暖化を回避すべく、低炭素社会への移行を進めているが、
果たして、本当にそれが正しいのか、まじめに議論した方が良いのではないかと思う。
ちなみに、
分子の蓄熱比でいうと、大気中に最大で4%をしめる水蒸気は、たった0.04%しかない
二酸化炭素(CO2)の100倍程度あるらしい。
つまり、大気中の蓄熱比で言えば、10000倍の差があるのですよ。
二酸化炭素(CO2)の影響なんて、本当にあるのだろうか
こんなに全世界を恐怖のどん底に落とし騒がせておいて、密かに大儲けしている人間が
大勢いるのではないか、とさえ思ってしまいます。
皆さんは、どう思いますか?
では、また。


2 comments

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    こんばんは、BOPPOさん
    さすがに興味深い視点で、参考になります。数字の力は説得力もありますし。
    それと、太陽活動の周期性は何によってもたらされるのでしょうね。オーロラ多発が4年周期とか、ツアー会社は言っています(統計的データに依存)。
    周期性を言われると、つい周期的に影響をもたらす「何か」尋ねたくなります。が、そういう「何か」があると考えるのがヤバイのかと思うこともあります。その「何か」にさらに周期的に影響をもたらす「さらに何か」という仕方で無限遡行に陥り、実は循環していたりします(笑)。アポリアの誕生。

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    ジョーカー7883さま
    拙の自論にお付き合い戴き、ありがとうございます。
    以前から気になっていたので、記事を見つけたとき
    「これだぁ」と思ったしだいです。
    さて、太陽活動の周期は、11年を中心として、
    9~14年程度のふらつきがあるそうです。
    これも自論ですが、
    太陽は大きなプラズマの磁性流体物と仮定すれば、
    高速で回転する巨大な磁石な訳で、流体力学でいう
    ところの「カルマン渦」のごとき作用によって、
    ある周期性が現われているような予感がします。
    ならば、周期の微妙なふらつき(1/f揺らぎ)や突然
    の休止期間についても説明できてしまうのかなぁと。。。
    誰か、「京」でも使ってシミュレーションしてくれ
    ないかなぁ。
    では、また。

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