余震はいつまで続くのか?その8 (M5.5以上)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、
先日は、今後の余震活動について、これまでのデータから推察される発生確率の高い日時を
ご紹介しました。
再度、同様の解析をM5.5以上のデータについて実施したところ、若干異なる傾向が出ま
したので、ご紹介しておきます。
月齢では、
8.2,12.3,19.7をピークとして、最大で平均の3.6倍の頻度で余震が発生していました。
また、月の位置関係(時間帯)としては、
月南中の3時間後が他の3倍の頻度で余震が発生していました。
そして、これらの傾向をまとめると、
今後、M5.5以上の余震発生の確率が高い日時は、以下の様に考えられます。
-------月齢--南中3時間後----
6/10(金) 8.2 21:41
6/14(火) 12.2 翌1:25
◆6/21(火) 19.2 6:41
◆6/22(水) 20.2 7:23
(◆は特に確率が高い日)
くしくも、
2004年スマトラ沖地震(M9.1)との類似性から予測された、6月中旬にM8.3の最大余震が
房総沖で起こる可能性について、さらなる信憑性を加えてしまいました。
願わくば、この予想が当たらないことを祈ります。
では、また。