余震はいつまで続くのか?その37 (過去の地震と月齢)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど日付けが変わりましたが、いつも500超のアクセスをありがとうございます。

余震はいつまで続くのか?その3(次の歪域)」の回でご紹介したように、もしや次は関東直下型なのか
と、どうしても気になり、過去の直下型地震と月齢の関係を調べてみました。

・1855年11月11日 安政江戸地震 M6.9 月齢 1.3 震源域:東京湾北部
・1894年 6月20日  明治東京地震 M7.0 月齢16.7 震源域:東京湾北部
・1921年12月 8日  竜ヶ崎地震   M7.0 月齢 7.8 震源域:茨城県南部 
・1923年 9月 1日  関東大震災   M7.9 月齢19.4 震源域:三浦半島から房総
 (過去の月齢は、[Stella Theater Pro Ver3.00] によるものです)
地震と月3.jpg

どうでしょうか、4件中2件なので50%の確率とは言え、
やはり今回の余震頻度統計でM5.5以上の月齢との関係とほぼ一致するものがあります。

これは、以下の理由からも、単なる偶然だと片付けるには、確率が高いと考えられます。
・グラフから、余震頻度が平均の2倍程度を有意差の境界値とすれば、無作為に月齢を
 選択した場合の該当確率は、6/29.5日≒20%となる。
・したがって、巨大地震の4回中2回がグラフの相関と合致する確率は、以下となる。
 (20%^2)×(80%^2)=2.56%
・本来、無作為な月齢を選択した場合は、上記の計算から2.56%であるのに対し、
 実績が50%であるから、約20倍の高確率でグラフの相関と合致している。

仮の話で、次の震源域を茨城県南部とした場合に、同じ条件となるのは7/10前後です。
地震規模のM7級も、あと2日間でリセットが無いまま上昇を続けると、ほぼ合致します。

これは、私の「つぶやき」とでも、思って下さい。

ただ何となく、漠然と考えを廻らせていて、気になっただけのことです。

では、また。


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