余震はいつまで続くのか?その60 (地震警報発令8)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨晩は、800近いアクセスをいただき、ありがとうございました。
励みになります。
さて、今日のトピックスとしては、
昨晩の追伸3でも申しました通り、空白時間が約5.6hあったため、グラフが更に上昇しております。
予測Aの現在値(21:30)は、M7.00で+誤差0.65を加えると、ほぼM7.7となります。
ここで、グラフを見て、昨日の予測日と違っているのに気付いた方も、いらっしゃると思いますが、
これは、月齢の定義について、月南中時刻の月齢を示すことを、私が知らなかったことによる修正です。
また、予測日時についても、
震源域の断層角が一般に45度であるという知見から、潮汐力のベクトル成分が45度となる時刻について、
「その54 (地震警報発令2)」から、一日4回の該当時刻を提示することとしました。
そして、今回からは更に、潮汐力のベクトル成分について、(正確に45度成分となるように)
月と太陽の位置関係から、合成ベクトル角を算出して、これによる時刻補正もしております。
私の知見を総動員して、考え得る、最善の予測が出来あがったものと考えております。
以下に、これらの補正を考慮した予測日時を掲載いたします。
------月齢--月出3h前--南中3h前--南中3h後--月入3h後--
◇7/18(月) 16.8 不発でした 22:46 不発でした 不発でした
7/19(火) 17.8 17:14 23:17 4:31 10:26
◇7/20(水) 18.8 17:28 23:31 4:59 11:08
◆7/21(木) 19.8 17:41 24:00 5:27 11:52
7/22(金) 20.8 17:57 0:00 5:58 12:37
◇7/23(土) 21.8 18:18 0:33 6:32 13:29
7/24(日) 22.8 18:52 1:19 7:20 14:32
◇7/25(月) 23.8 19:41 2:16 8:19 15:41
7/26(火) 24.8 20:39 3:17 9:21 16:50
(◆は特異日、◇は予備日)なお、月南中3h前で、7/21 24:00 と 7/22 0:00は同じ時刻を示しています。
高精度化の一例として、
7/10 9:53の三陸沖M7.3の余震について、当日の月齢は南中時8.8で、月の出14:07の3h前は11:07ですが、
潮汐力ベクトルによる時刻補正を-1:27とすれば、9:40となって、予測誤差13分という驚異的な精度です。
更に、もう一例、
6/23 6:51の岩手沖M6.7の余震について、当日の月齢は南中時21.2で、月南中5:05の3h後は8:05ですが、
潮汐力ベクトルによる時刻補正を-1:30とすれば、6:35となって、予測誤差16分と、こちらも驚異的な精度です。
では、また。