月の位置関係(潮汐ベクトル方向)と震源域予測の可能性について
毎度のお付き合いをありがとうございます。
前回の「余震はいつまで続くのか?その68」の中でご紹介した震源地予測の可能性について、
更に、過去のM6クラスの余震を検証した結果、以下の様な傾向にあることが判明しました。
--月出3h前--南中3h前--南中3h後--月入3h後--
震源域 千葉東方沖 福島浜通り 岩手沖 宮城沖
候補地 三陸沖 茨城内陸 三陸沖
これで一応、余震の日時、規模、震源域の3点セットが揃ったことになります。
(注:これまでの余震実績からの推定ですので、どうしても東北地方が多くなっています)
これからは、この3点セットでご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
------月齢--月出3h前--南中3h前--南中3h後--月入3h後--
震源域 千葉東方沖 福島浜通り 岩手沖 宮城沖
候補地 三陸沖 茨城内陸 三陸沖
◇7/23(土) 21.8 18:18 0:33 6:32 13:29
7/24(日) 22.8 18:52 1:19 7:20 14:32
◇7/25(月) 23.8 19:41 2:16 8:19 15:41
7/26(火) 24.8 20:39 3:17 9:21 16:50
(◇は予備日)
さて、皆さまには、既にご承知のこととは存じますが、
これまでの予測実績からも、私の予測に空振りが多いことは明らかですね。
これは、私の予測がM5.4程度以上の統計に基づく余震発生の可能性(確率論)を思考している事に起因します。
例えば、
M5.4以上の余震は、この一ヶ月平均で3日に1回程度ですので、当然空振りが多いことになります。
したがいまして、私の予測は、防災の一助とお考えいただき、参考程度にご覧いただければ幸いです。
では、また。