余震はいつまで続くのか?その82 (変化の予兆か)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
先ほどから、立て続けに地震が発生しています。
私が特に気になるのが、今まで沈黙であった伊豆近辺で地震があったこと。
(昨日は、小規模ながら富士五湖でも発生あり)
念のため、気象衛星画像(可視カラー)を確認すると、夕暮れの中に見事な地震雲が見て取れました。
また、グラフを見てみると、
先週とほぼ同じ動きをしているのが分かると思いますが、2日間でM6クラスが続けに発生しています。
仮に、この後に急に地震が小休止に入ると、またまた「緊急地震警報発令」の可能性もありです。
更に、都合の悪いことに、一週間後から特異日が断続的にあるのです。(8/8,12,20)
ここ一ヶ月の動きを考察してみましよう。
東北の三陸や福島、北海道浦河沖と東側の千葉東方沖、更に駿河湾でM6クラスが発生しています。
さて、抜けているところは、「茨城沖」だということに気付く読者は多いことでしょう。
万が一、茨城沖でM7クラスが発生すれば、
おそらくは、鹿島沿岸地区にある発電所がしばらく臨時点検のため、動かないものと考えられます。
多分、関東(東電)の発電量の10%程度は、ここからの送電だとすれば、結果、需給バランスは崩れ、
また、最後は計画停電の復活となる可能性まで心配されます。
考えれば、考えるほど、土壺にはまり、いいとこなしですね。
それから、CMT解析結果から得られた断層角やすべり角を考慮すると、かえって日時の予測精度が低下するので、
取りやめることにしました。
それからご存知のように、
私の予測は、グラフ上でリセットがかかっても、予測AはM5.8、予測BはM4.9までしか下がりませんので、
+誤差0.65を考えれば、予測Aは常にM6.4程度のリスクがあるということをご承知置き下さい。
何やら、今日の動きが尋常ではない、何か変化の予兆かも知れないという漠然とした不安がよぎります。
皆さま、とにかく、半日も全国的に地震が無くなったら、次は「地震警報」ですよ。
では、また。