特異日について戴いたコメントに寄せて
拙ブログの読者の皆さま、
改めまして、いつもお付き合い戴きありがとうございます。
私の予測では、地震の発生確率に応じて、「特異日」や「注意日」を設定しております。
このため、読者の皆さまの中には特異日に向かってカウントダウンされているような感覚
をお持ちの方もいらっしゃることと思います。
私の地震予測は、月と太陽から地殻が受ける潮汐力の大きさと向きに基づいています。
(文献によれば、潮汐力により地球の直径が実際に50cmほど伸び縮みするようです)
したがって、私の予測日時に符合する地震規模はM5.4超の中規模以上の地震です。
そして、私が目指しているのはM6.5程度以上の大規模地震の予兆を見逃さないこと
一方、地震規模に対するエネルギーの大きさは、マグニチュードが[1]違うと約32倍、
[2]違うと1000倍もの差があります。
現在までに、各地で群発している地震の殆どはM4クラスですが、M4の1000回分が一度に
来ても、やっとM6なのです。
これは私の解釈ですが、
M4の小規模地震は、M6超を引き起こすプレートの周りで軽くヒビが入った際に発生する
もので、本体のM6のエネルギーを発散させるには、あまりに小さ過ぎるのです。
さて、特異日に想定している地震規模についてですが、正直なところ直前まで判りません。
例えば、先日は約10時間に亘る地震の小休止で、予測値は一気にM0.5近く急上昇しました。
ただ我々は、常に最悪を考えておくことが賢明であることを先の大震災から学びました。
私は、この考えに基づき、M7クラスが予想される場合に「地震警報」を出しております。
もちろん、予測には誤差が付きものですので、実際にはM6.5程度で済む場合もあります。
実際、ここ最近の地震警報発令では、誤差範囲の下限値に寄っています。
一方で、7/10の場合は、予測値M6.6に対して、誤差上限のM7.3となりました。
私の地震予測は、皆さまの防災の参考として、その一助となれば幸いとの考えから、
情報発信しております。
ここで、私がこのブログで学んだことを一つだけお話ししておきたいと思います。
それは、一度到達した予測値(地震規模)は、例えM6程度(これでも十分大きいですが)で
リセットがかかっても、発生日が先延ばしになっただけで、後に必ず発生していると言うことです
これは、過去のバックテスト(日時を遡って予測値を検証すること)で判明した事実です。
これからも、この余震が落ち着くまでは(おそらく一年オーダーでしょう)
私の技術屋としての知見のおよぶ範囲で、出来るだけ高精度の予測を発信して行きたいと
考えておりますので、今後ともお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
では、また。
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大変詳しく、そして大変解りやすく素人にも理解できるように解説していただきまして本当に感謝しております
私達にとってはいつ起こるか決して解らない自然の驚異に立ち向かう為に、予備知識や心の準備を出来ることが何よりも安心できることだと思います
地震情報に関してなかなか情報が無く
ここまで詳しく興味深いデータを挙げてあるものは他には私は見たことがありません
たまたまブログを発見出来たのは本当に幸運だと思います
どうかこれからも宜しくお願いしますm(__)m
追伸 出来れば先生の見解を講演会でお聞ききしてみたいですね
どうか機会があれば沢山の皆さんに先生のお話しを聞いて頂ければなぁと切望しております
それでは又コメントさせていただきます
ありがとうございました