余震はいつまで続くのか?その178 (巨大磁気嵐の影響や如何に)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

携帯からの更新で速報としてお伝えしたように、今朝早朝に巨大な磁気嵐が発生しております。
NICTの地磁気データで確認したところ、正確には10/25 4:30(JST)から約1.9%の地磁気変動があった
ようです。(TIK=ロシア北極圏での値)
地磁気変動は年数回の頻度で1%程度の磁気嵐があるようですが、今回は約2倍という巨大さです。
おそらく、数年~10年に一度くらいの頻度ではないかと推察いたします。
磁気嵐解析41.jpg

これにより、以下の時間帯が要注意です。(30分は磁気嵐と地震発生の時定数から誤差範囲と考えます)

15h:10/25 19時、22h:10/26 2時、40h:10/26 20時~60h:10/27 16時、100h:10/29 8時、140h:10/30 24時。

NICT(独立行政法人情報通信研究機構)が公開している「リアルタイム磁気圏シミュレーション」の画像で、
現在はほぼ平常に戻っているようですが、ピーク時の画像を見ると、磁気嵐の巨大さに圧倒されてしまいます
磁気嵐解析42.jpg

さて、話題を日本に戻しますと、
本日の最大震度は、今のところ12時54分福島県沖M4.3震度3で、最大規模もこの地震でした。
海水温解析57.jpg

一応、ロジックのグラフも張っておきますが、昨日と殆ど変化はありません。
震度の予測145.jpg

今後は、この巨大な磁気嵐の影響が、どのような形で現れてくるか、細心の注意が必要と考えます。
私は今の日本でM7クラスの地震がいつ発生しても不思議ではないと考えております。(予測Aがその根拠です)

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。 (磁気嵐に合わせて10/30まで掲載しました)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

◇10/25(火)23:00 00:27 03:26 06:20
-----09:19 12:18 15:04 18:03

◇10/26(水)23:56 01:58 04:57 07:33
-----10:32 13:31 16:01 18:59

△10/27(木)–:– 02:56 05:56 08:18
-----11:19 14:19 16:35 19:35

△10/28(金)01:18 04:18 07:18 09:27
-----12:28 15:28 17:33 20:33

△10/29(土)02:09 05:10 08:11 10:13
-----13:14 16:15 18:15 21:17

△10/30(日)02:56 05:57 08:58 10:58
-----13:59 17:00 19:00 22:02

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
赤字は、複数の磁気嵐からの条件が重なっており、より確率の高い時間帯を表わします。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は11/3頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。


2 comments

  • ボンジョヴィ

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    今日、常磐道を走っておりましたら水戸から柏辺りまで地震雲のようなものが断続的にありました。いつも雲は観察しているのですがあまりにも長かったので不安を覚えました。地震雲に関しては信憑性はありませんが早く帰宅しました。

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    ボンジョヴィさん、はじめまして。
    「地震雲」に関しては諸説様々な解釈が存在しておりますので、私も一時期は、気象衛星での地震雲観察を取り入れておりましたが、どうも私とは相性が悪いようで、結果的に予測に結び付かなかったため、現在は海水温度の平年差と磁気嵐を中心に観察しております。
    これとは別に、動物の異常行動として、9/12の日中にカラス40~50羽の大群が騒いで飛び廻っていたのですが、これは9/15茨城沖M6.2の宏観異常現象だったものと解釈しております。
    私としては、今、日本のどこでM7クラスが起きても不思議ではないと思っておりますので、ボンジョヴィさんのご覧になったものが「地震雲」であった可能性は十分に考えられます。

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