余震はいつまで続くのか?その213 (再び磁気嵐到来とロジック修正)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は、有感地震だけでも、M4クラスが4回と至近では若干多めに推移しております。
今しがたの22時24分長野県北部M4.5震度3では、直下型でいきなり「ドスンッ」と来て、
さぞかし驚かれたのではないでしょうか。
さて、得てして、悪いことは重なるもので、今でさえM7クラス発生の可能性があるところに、更に追い打ち
をかけるように、20:00(JST)から再び磁気嵐が発生してしまいました。
これにより、再度、磁気嵐ロジックの修正となるのですが、
これまでは「磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関」の確率曲線を単純に磁気嵐発生時刻を起点
として、時間差をつけて単純加算していましたが、冷静に考えると、この計算方法だと、短期間に磁気嵐
が集中して発生すると、確率が100%を超えてしまう事に気付きました。
そこで、今回の計算からは、確率残差の乗算により、100%を超えないようにロジックを修正しました。
具体的には、例えば、4つの磁気嵐の計算時点の確率がそれぞれ50%,30%,20%,10%の場合、
単純加算だと、50%+30%+20%+10%=110% となってしまうところを、
確率残差の乗算により、100%-[(100%-50%)*(100%-30%)*(100%-20%)*(100%-10%)]=74.8% とします。
以下は、この計算方法に改めた磁気嵐ロジックの計算結果です。
同様にして、311についても再度、計算をやり直した図です。
さて、この修正により、図の見方も修正されます。
具体的には、実際との比較により、確率40%でM7,確率30%でM6,確率15%でM5となります。
したがって、これらを全て考慮した予測表を、以下にご提示致します。
皆さまには、引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
考えております。
また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△12/2(金) 04:07 07:07 10:08 13:04
-----16:04 19:05 22:07 00:22
△12/3(土) 04:28 07:28 10:28 13:39
-----16:39 19:39 22:58 01:08
◇12/4(日) 05:01 08:00 11:00 14:23
-----17:23 20:22 –:– 01:57
★12/5(月) 05:41 08:41 11:40 15:16
-----18:16 21:15 00:04 03:03
◇12/6(火) 06:23 09:22 12:22 16:12
-----19:11 22:11 01:12 04:11
△12/7(水) 07:12 10:11 13:10 17:12
-----20:11 23:10 02:23 05:22
◇12/8(木) 08:03 11:02 14:01 18:14
-----21:13 –:– 03:33 06:32
凡例
★ 特異日(確率3倍超)
☆ 注意日(確率2倍超)
◇ 予備日(平均確率)
△ 平均以下の日
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
オレンジは、40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
赤字は、50%以上で、M7クラス発生の可能性が更に高い日時です
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。
では、また。