前回の大規模フレア事象(Xクラス)との比較について

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、今回発生したM8.8フレアに関連して、
前回のXクラス(M10.0=X1.0)発生時の事象について調査しましたので、ご報告致します。
約1年前の、2010/2/15 2:00(UT)にX1.2フレアが発生し、75h後の2/18 5:00(UT)に磁気嵐が到達。
したがって、太陽から地球までの平均速度は、670km/sとなります。 (今回はこれの倍速です)
以下の図は、昨年のフレア発生から、磁気嵐とM6超の地震発生状況を時系列にしたものです。
磁気嵐解析244
前回は、磁気嵐が4日間連続して発生し、2/20にカムチャッカでM6.1、2/11にトンガでM6.5、
そして、同日ニュージーランドを襲った「カンタベリー地震」M6.1は記憶に新しいことと思います。
[この地震で哀しい事に181人の尊い命が失われました]
今回のM8.8フレアは、
前回のX1.2フレアの約75%の規模ですが、何といっても速度が2倍です。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
物体の運動エネルギーは速度の2乗に比例しますので、仮に両者の運動エネルギー換算を比較すると、
(M8.8=X0.88*1500^2)/(X1.2*670^2)=3.7倍。今回は前回の約4倍のエネルギーとなります。
少々短絡的かも知れませんが、
前回の最大地震規模がM6.5で、4倍のエネルギーとは、M+0.4となりますので、
M6.9の地震が発生する可能性は否定はできません。
何度も申し上げておりますが、私は決して皆さまを威かそうとして記事を書いて訳ではなく、
警鐘を鳴らしていると受け止めて戴きたいのです。
来るべ時に備えることは、決して無駄にはならないと思います。
私が、これまでのデータ解析から得た答えは、今月末までは、特に要注意であるという事です。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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