海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その14)

笑顔また、こんな時間になってしまいました。 
このシリーズも第14回目です。
(第1回は昨年12/17で約3月続いており、先々週からはM4.0までを対象に ほぼ7割の正解率です)
解説:[気象庁の海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
以下は、先週3/2ご紹介した震源域の想定図に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120301A
この間M4.0超の地震は計25回、内17回が想定範囲に入っておりました。正解率68%でした
予想から外れた8回中2回は沖縄群発、他の6回は房総・茨城・福島のはるか沖での地震でした。
今週は、3/2房総沖M5.1震度2、3/5岩手沖M5.0震度3、3/7沖縄M5.2震度2の地震がありました。
◆沖縄以外は想定域内でした。今回も海水温からほぼ1週間以内の震源域が見えたようです。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
温度低下20120308
強震度を想定する範囲は、北海道~青森~岩手、四国~北九州の沿岸と内陸、房総沖です。注意
今週は、東京直下がリストから外れました。
また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
こちらも、範囲が日本全国で、内陸部を含むため、注意が必要です。
また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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