海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その15)

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。 
このシリーズも第15回目です。
(昨年12/17から毎週末に約3月続いており、M4.0以上で1週間検証し ほぼ7割の正解率です)
解説:[気象庁の海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
以下は、先週3/9深夜にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120308A
この間M4.0超の地震は計41回、内35回が想定範囲に入っておりました。正解率85%でした
予想から外れた6回中2回は東南海の超深発地震、1回は小笠原、他の3回は福島沖の地震でした。
今週は、3/10茨城北部M5.5震度5弱、3/14三陸沖M6.8震度4、3/14房総沖M6.1震度5強
と大きな地震が続きました。 
また、房総沖では3/14以来 群発地震が有感地震だけで30回以上続いており、
今日は、約半年ぶりとなる 埼玉M5.2震度3(D=100km)の内陸深発地震もありました。
◆今週は かなり特異的な1週間でしたが、それでもほぼ震源域が想定できたようです。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
温度低下20120315
強震度を想定する範囲は、北海道~青森~岩手の沿岸、房総沖。
そして、やや南寄りですが、再び東京直下がリスト入りしました。注意
また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
こちらも、範囲が日本全国で、内陸部を含むため、注意が必要です。
また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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