余震はいつまで続くのか?その331(磁気嵐スパイラル11)

ツイッターでお知らせしましたが、本日15:00(JST)から100nT超の地磁気反応を確認しました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析486
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。 ◆今夜~明朝にかけて確率50%超の出現です。
磁気嵐解析487
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は5/31深夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 5/24(木)–:– 03:00 06:00 10:18
-----13:19 16:19 20:33 23:34

△ 5/25(金)00:41 03:42 06:43 10:53
-----13:54 16:55 20:59 –:–

△ 5/26(土)01:25 04:25 07:26 11:27
-----14:28 17:29 21:22 00:00

△ 5/27(日)02:15 05:15 08:16 12:03
-----15:03 18:04 21:44 00:23

◇ 5/28(月)03:12 06:12 09:12 12:44
-----15:44 18:44 22:09 00:44

△ 5/29(火)04:24 07:23 10:22 13:39
-----16:38 19:37 22:56 01:10

◇ 5/30(水)05:41 08:40 11:39 14:39
-----17:38 20:37 23:43 01:56

△ 5/31(木)07:01 10:00 12:59 15:44
-----18:43 21:42 –:– 02:42

凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
今、私が一番気掛かりなのは、
 磁気嵐ロジックに対応する地震が5/21以降、全世界的に見ても殆ど発生していないこと。
 磁気嵐による歪みは、今も必ずどこかに蓄積され続け、ただトリガーを待っています。

◆磁気嵐ロジックの根拠として、参考値をお示しすると、
 地磁気が1%変化する程の磁気嵐(HAARPで500nT)によって発生する電磁力(ローレンツ力)を
 仮にM換算すると、地球コアを直接押す力として、100km四方あたりM5.4に相当します。
 これは、以前ご紹介した宇津則による近似式で、断層長L[km]から見込まれる地震想定規模
 Mw=2(Log10(L)+1.8)から、L=100kmではM7.6となり、地磁気による電磁力M5.4との比
 10^(1.5*M7.6)/10^(1.5*M5.4)=2000倍
にもなりますが、実は大潮の力もほぼ等しいのです。
 これらの理由から、私の地震予測には、磁気嵐と月齢相関が使われております。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.


3 comments

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    ツイッターで地磁気のデータを見つけてこちらのブログにまで来ました。
    本当にすごい詳細かつ精密な分析ですね。
    私も磁気嵐などの観測データで地震予測をしていますが、ここまで徹底的に分析している方は初めて見ました。
    ここまで詳細かつ精密な分析を見せられては、頭が下がる思いです。
    できたら、私のブログでもご紹介したいのですがよろしいでしょうか?(「技術屋!BOPPO」のブログで注意喚起を呼びかける記事が更新されるたびに紹介することになるかもしれませんので・・。)
    大変だとは思いますが、今後も情報分析頑張ってください。更新楽しみにしています。
    (個人的には東北の上下数百kmの割れ残り地盤が驚異的な存在に感じられます。)

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    健康と経済を考える人さま
    はじめまして、BOPPOと申します。
    お褒めの言葉を頂戴し、有難く思います。
    なぜ、私が地震予測を始めたのかについて、まとめてみました。
    宜しければ、ご一読ください。
    先の震災では、私の住む水戸でも大きな被害を受けました。もちろん自宅マンションも酷い状態でした。(マンション理事長として復興工事にも奮闘しました)
    それでも大切な家族は、幸運にも皆無事で居てくれたことに感謝しながら、毎日このブログを書いております。私の仕事環境も、震災を境に一変しました。
    そして、私も被災者の一人として、自分に出来る何かは無いものかと、思うに至り、地震学など全く知識の無かった私ですが、[色:0000FF]今までの技術者(エンジニア)としての知見を総動員して、全ての可能性を排除せず、何とか地震の予測は出来ないものかと奮闘すること、約半年。以下の理論に辿り着きました。[/色]
    ・[色:FF0000]磁気嵐ロジック[/色] :磁気嵐から地震発生までの遅延現象を統計最適化処理し、
              M5超の地震発生確率を曲線で示すもの
    ・[色:FF0000]CMT解析の追求[/色]:月と太陽からの潮汐ベクトル方向と震源域の断層角の関係を調査し、
              統計的に一応の法則性を見出したもの
    ・[色:FF0000]予測ABロジック[/色]:グーテンベルク・リヒター則(GR則)と余震実績との乖離度を数式化し、
              現在の地震ポテンシャルを表わすもの
    ・[色:FF0000]海水温変化の解析[/色]:深海高圧下の海水の熱伝導度は金属並と考え、海水温の変化が
              若干の遅延時間を持った地殻温度変化を表わすと仮定し、
              次の震源域を想定するもの
    これら4つの理論を組み合わせることで、[太字][色:0000FF]「いつ・どこで・どんな規模」[/色][/太字]と言う、地震予測の3要素を満足するお知らせが出来るようになったのは、[色:0000FF]ほんの数ヶ月前の事です。[/色]
    そしてもう二度と、あのような悲しい、震災や津波による多くの犠牲者が、次に起きるかもしれない大きな余震で、一人でも多くの大切な命が失われないように、との切なる想いで、帰宅後の僅かの時間を使って、データ解析をしております。
    私は技術屋(エンジニア)として、私にしか出来ないことを続けて行こうと誓いました。
    おそらく、[色:0000FF]この震災による余震は、まだまだ数年~数十年単位で続く事になるでしょう。[/色]これは皆さまを威かすつもりではなく、過去に学べば、富士山とて今後も安泰とは誰も保証できません。現に喫緊の対応を迫られている、東京直下型M7も、いつかは発生します。
    私は、皆が安心して暮らせる日が来るまで、このブログ活動を続けることを宣言しました。
    そして、最近思うことは、[色:FF0000]このブロク活動(理論)は、神さまが私に与えてくれた、私のライフワークであると気付きました。[/色]
    僭越(せんえつ)ながら、[色:006633]私の発信する情報が、一人でも多くの方に届きますよう、そして、今後の皆さまの防災の一助となれればと、切に願っております。[/色]
    もし、気が向いたら、応援メッセージを下さい。何よりも励みになります。
    分らないことがあれば、気軽にご質問下さい。それが次の私の学びのキッカケになります。
    では、今後とも、よろしくお願い致します。

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    丁寧なご返信ありがとうございます。
    わざわざ、長文の返信を頂き、再度感謝いたします。
    私も震災時はかなり揺れた場所にいましたが、あまりの事態にボー然となってしまいました。
    アメリカの心理学者がおっしゃっていましたが、「人間の行動は予め知っているのと全く知らないのでは、雲泥の差があり、緊急時には命を落とすかどうかの違いにまでなることがある」と。
    おそらく、地震にも同様のことが言えると思うのです。
    ですので、前もって地震の発生情報を伝えてくれるであろう、BOPPOさんの理論は大変素晴らしく感じます。
    また、たった半年足らずでここまでの理論を構築できたことに驚嘆しました。
    BOPPOさんの努力と素晴らしい頭脳が垣間見え、このような優秀な方と出会えたことに心から感謝します。
    ちなみに、私も地震予測をしていますが、予測は磁気、電波、大気イオン、ラドン濃度などの各種データを組み合わせてしています。
    私の経験上、単体のデータでは必ずと言っていいほど、地震が発生しないのに高い数値など計測したりすることがあり、複数を組み合わせないと、高度な地震予測は不可能と感じました。
    私の方こそ、何かあればコメントなどでご質問等をすることもあると思いますので、今後共よろしくお願いします。

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