ヴァージン諸島の群発地震をGR則で再び試算(その2)
「ヴァージン諸島の群発地震」については、既に9/2にご紹介して以来、9/5にM5.2の発生を含め
更に活発化し現在に至っており、再度のGR則の検証が必要と考え、2度目の試算を致しました。
なお、この群発域では、9/5のM5.3以降、現在までにM2.5以上の地震が238回発生しております。
◆以下、地震の時系列とGR則のプロットです。
ご覧のように、今回の解析では、M6.0の切片が随分ピンポイントになったことが判ります。
◆これに基づく正規分布と時系列の発生確率のグラフです。
(この計算は、基本的に日本時間でやっておりますので、日本時間での日付です)
◆前回9/2の試算では、M6発生まで2ヶ月程度(11月上旬)でしたので、少し余裕が出ました。
それでも約3ヶ月後という結果です。
時系列のグラフから、M6.0の発生する可能性として、
12/31までに確率50%、2013/1/21までに確率99% ある事になります。
「ヴァージン諸島の群発地震」も、更に群発が続くようであれば、再度の試算をしたいと思います。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。