TEC(電離圏全電子数分布)と地震の関係を観察中
毎度のお付き合いをありがとうございます。
ここ数ヵ月ですが、
NASAが公開しているTEC(電離圏全電子数分布)と地震の関係について観察中です。
しかしながら、
このNASAのサイトでは、リアルタイムデータのみで過去の記録が残っていないため、
なかなか地震との関係を解析出来ずにおりました。
しかし「救世主現る!」
ツイッターで知った@mincsttyさんが過去のデータをGIF動画で見られるようにプログラミング
して下さり、私が解析出来る環境を整えて戴きました。
この場を借りて、@mincsttyさんのご尽力に感謝申し上げます。
さて、TECについては未だ勉強中ですが、
これまでの解析で何となく見えて来た内容について、ご紹介したいと思います。
まずは、至近で一番TECが激しかった9/5の動画12h分をご覧ください。
(@mincsttyさんの作成したGIFファイルをダウンサイズしたものです)
このTECでは、最大値80TECUという単位を赤で表示しておりますが、
この日は、それが太平洋から湧き出し、アジアから中近東辺りまで到達しました。
次の図は、比較的平均的な状態だった昨日9/20と9/5について、画像を加算処理し、
TECの停滞度合いが見える様に加工したものです。
ここで、両者に共通している場所は、中国南東部だという事に気付きます。
そうです、今月9/7に中国雲南省を襲ったM5.6連続直下型地震のあった場所。
そこで更に、
9/5のTEC加算画像と、その後3日間に発生したM5超の震源地をプロットしたものが以下です。
すると、どうでしょう。
ちょうどTECの停滞度高い赤い範囲の周囲にプロットがあることが判明しました。
私の感覚としては、この一致度合いは、とても偶然とは思えないものです。
これは、地震予測の新たなツールが一つ増える可能性が十分にありそうです。
◆これは未だ私の仮説の段階ですが、このTECが見せているものは何か。
良く見ると判りますが、数値の高い範囲は太陽の出ている範囲ですので、当然に太陽の影響が
大きいと思いますが、実は地殻に蓄積された地殻歪による圧電効果で発生した電子も見えている
のではないかと考えております。
以上、本日は、私の仮説のご紹介でした。
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どうも始めまして。
ネット検索で(栃木の研究者)で調べるとサイトが出てきますが、ラドン濃度や雲、TEC値もでてきますが、的中率も高いです。参考になればと思います。
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さる さま
コメントありがとうございます。
> どうも始めまして。
> ネット検索で(栃木の研究者)で調べるとサイトが出てきますが、ラドン濃度や雲、TEC値もでてきますが、的中率も高いです。参考になればと思います。
そのようですね。私は独自の理論展開を思考しようと考えております。
今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO
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HAARPのデータが閲覧できなくなってから、TEC値に注目しております。
概ね非科学的な老舗雑誌ムー5月号のHAARPの特集のなかでTEC値が3.11の3日に前兆を捉えていたという当時のグラフが掲載しておました。
BOPPOのおっしゃる通り過去データの閲覧ができないため、モニターしていないと傾向が読めないので、このような記事を楽しみにしております。
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最終兵器さま
そうなんですよね、311の前には確実にTECの変化がありました。
これを過去データまで見られるようにしてくれた、T.Mさんの功績は大きいと思います。
わたしは、これからのデータ解析で、これに応えたいと思います。