ギリシャの群発地震をGR則で試算
これまで世界各国の震源域について、GR則による試算をしてきました。
まだ、検証には至っておりませんが。
そして、本日は
ギリシャの群発地震について試算してみました。
ここは9月中旬にも群発があり、ここに来て群発が再燃してきた事から、
本日、まだデータは少ないものの、試算を致しました。
現在までに、この群発域では、本日のM5.1を含めて、計11回の地震が発生しました。
(「宇津則」によるM6.5の断層面積をプロットすると実に小さい)
◆以下、地震の時系列とGR則のプロットです。
ご覧のように、今回の解析では、M6.5の切片がかなり狭いことが判ります。
◆これに基づく正規分布と時系列の発生確率のグラフです。
◆前回の試算
時系列のグラフから、M6.5の発生する可能性として、
2013/2/6までに確率50%、3/6までに確率99% ある事になります。
これ以降の検証も、このまま群発が続くようであれば、再度実施したいと思います。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。