次の磁気嵐の到達予想について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて今回は、昨日11/16 17:00JSTに発生したC1.4フレアに伴う磁気嵐の予測です。
場所はAR1616の南で総延長70万km(月軌道の直径)という巨大なフィラメント爆発によるものです。
磁気嵐解析846
以下は、CME地球到達時のシミュレーション結果です。
◆太陽面東端でのCMEでしたが、拡散角が約180度という稀に見る巨大さが故、
 その突端が地球にも及ぶようです。
磁気嵐解析847
◆到達予想日時は 11/20 7:00(JST)で、16h程度継続の見込みです。

 地球到達時の速度は500km/s以下と低速ですが、プラズマ密度が30c/cm3あり、
 比較的強い地磁気反応が出ると考えております。
では、なぜCクラスのフレアでこれほどのCMEとなるのか?
 簡単な模式図ですが、今回の7h継続したフレアのエネルギーが、仮に10分程度に集中したら、
 面積比から、以下の様に十分X5クラスの実力があったと言えそうです。

磁気嵐解析845
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.


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