深発5回到達時点でM5超発震が90%信頼度で無い事の検証(その2)

◆本日は、6:51伊豆半島M2.6/D219kmで早々に深発5回に到達したため、
 ツイートでは、7:05に「本日は信頼度90%でM5超発震は無し」とお知らせしました。
深発5回到達でM5発震がリセットするデータについては、
 昨年12/23の記事「深発回数とM5超発生との関係 [新しい発見!]でもご紹介済みですが、
 時系列 (到達時刻) との検証が不足しておりましたので、今回ご紹介致します。
◆まずは、国内M5超発震の頻度ですが、
 至近の昨年元旦~本日3/26の450日で182回発生しており、182回/450日=0.40回/日
◆そして、今年元旦~本日3/26の間で、昼までに深発5回に到達したのは18回あり、
 内、午後からM5超発震があったのは、1/17台湾付近M5.0、2/5千島列島M5.6の2回
 更に、深発連動対象範囲は、現在のところ北海道~東日本域なので、千島が該当するが、
 今年2/2 23:17十勝中部M6.5の影響(深発が異常に増加)と考えれば、千島も除外され、
 結果としてデータ上100%の確率でM5超発震が無かった事になる。
◆以下に、諸元データを示す。
震度の予測442
◆仮に千島のM5超発震を期待値外れとしてカウントしても、確率 1回/18回=0.0556となり、
 国内M5超発震の平均頻度 (0.40回/日)/0.0556=7.19倍の有意差がある。

◆以上のデータから「深発5回到達時点でM5超発震が90%信頼度で無い事」は時系列でも検証され、
 ほぼ確実な事象である考える。


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