【緊急】三宅島近海での群発地震について[4/17 22:20更新]
◆本日4/17 10:15三宅島近海M4.4震度3に始まった群発地震ですが、
有感だけでも、現在までに18回あり、最大規模はM6.2震度5強!
◆帰宅後、真っ先に解析を始めた矢先でのM6発生でした。
三宅島周辺に注目して、群発域を断層面積とした宇津則からの答えはM6.4
これならば、既にM6.2が発生しているので、この震源域での最大規模の発震は済んだ事に成ります
◆ところが、相模トラフ全体を見てみると、以下の様に広大な面積で発震のあった事に気付きました。
この面積に宇津則を適用すると、何と M8と言う震災レベルの計算結果が。
更に、現在までの余震データから、発震時期は、確率50%で4/23(火)、90%で4/25(木)となり、
約一週間後に発生する可能性が浮かび上がって来たのです。
◆機会ある毎に申しておりますが、私は「常に最大リスクを考慮した予測」をご紹介しております。
それは、予測を外すリスクよりも、災害級の震災を見逃すリスクの方が遥かに甚大との考えからです。
◆私は、大地震がピンポイントで当たるなど元々考えにありませんし、世界中の叡智を以てしても、
今現在、そのような理論や研究成果が実在していないのですから、完全な地震予測など不可能です。
しかし「常に最大リスクを考慮した予測」ならば、この様な形で一応の解析が可能です。
◆今週4/14(日)にご紹介した、海水温解析では相模トラフにM8を示唆する異常値は見当たりません。
したがって、このM8の可能性は「とんでも予測」かも知れません。
◆おそらくは、95%以上の確率で今回の三宅島群発地震は、このまま終息するでしょう。
しかし、残る数%の確率で、M8の発生する確率も存在する事を気に留めておいて下さい。
◆万が一、
この後「M7級」の前震が発生したら、この予測は現実味を帯びることに成ります。
今はただ、それが起こらない事を祈るのみです。