海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その46)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第46回目となりました。
(昨年末から毎週末、約10ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★既に8/22から北緯35度線から北の高温状態 (今までの経験則が全く通用しません)
   が約2ヶ月も継続
しており、
   これまでの演算方法だと、全く温度変化が抽出できず、正解率0%と惨敗を喫しました。
   試行錯誤の結果、何とか変化を抽出できたのが、8/21までの海水温データと8/22以降データ
   との差分を取る方法でした。今週もこの方法により演算しております。

以下は、先週10/12にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20121012W11dA
この間 M4超の地震は20回、内18回が想定範囲内でした。正解率90%(優秀です)
はずれた2回は何れも沖合で内1回が深発型、この手法での弱点でもあります。
(先週から深発型を水色で表示する事にしました=この手法で見つけ難い弱点でもあります)
そして、上記の方法による次の震源域の想定は、以下の通りです。(使用データに注意)
やはり、先週とほぼ同じ想定となりました。
(全体に拡大方向です)
水温20121019W11d
◆今週の注目は、
 14週目に突入した、北海道の内陸部を含む強震度想定域です。

 三陸沖アウターライズも7週連続のランクイン。

◆他にも、先週と同様に、宮城・福島・茨城沿岸と豊後水道が強震度想定域です。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

【お詫び】本日も体調不良のため、お休み致します。

本日も夕方より体調不良のため、ブロクの更新はお休み致します。
度々のお休みで、申し訳ありません。m(_ _)m

◆本来なら、好例の海水温解析をアップしたいところですが、このまま休みます。

本日は既に、NASA-TECの影響と考えられる大きめの発震がありました。
そして、今からの時間は、磁気嵐ロジックの予測表で確率30%台(M6+対応)にさがるものの、
「急変点」22:08 翌03:39 09:39 11:45 「魔のくぼみ」翌17:45 19:53と続き、いつ大きいのが
来ても不思議では無い事に変わりません。

参考です。現在の予測A,Bロジックから、
予測Aの最大値(ポテンシャル)はM7.4です。
(現在のポテンシャル上昇率は、+M0.1/12日です)
皆さま、どうかお気を付けて。
お休みなさい。

凄い色の夕焼け・朝焼けと地震の関係は如何に?

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨晩から、新潟県中越地方で最大M4.2震度4を肇とする群発地震が、本日昼頃までに、
有感地震だけでも14回あり、震源に近い皆さまには、不安な事とお察し致します。

さて、本日は
ツイートでご紹介している、凄い色合いの夕焼けや朝焼けが、地震と関係あるのか
メンションがあったことから、これまでの実績から相関を見てみました。

まずは、7/16関東~関西の広範囲で見られた、「オレンジ~紫の朝焼け」
20120716雲
20120716雲2
この4~5日後 7/20硫黄島近海M5.1、7/21伊豆諸島M4.9と福島沖M4.9の地震発生。
次は、8/10北海道の広範囲で見られた、「黄金の夕焼け」
20120810雲
この4日後 8/14オホーツクM7.3(D590km)の超深発地震発生。
次は、8/29関東で見られた、「真っ赤な朝焼け」
20120829雲
この次の日 8/30宮城沖M5.7の地震発生。
次は、9/10関東で見られた、「黄金の夕焼け」
20120910雲2
それと、9/12千葉で見られた、「オレンジの夕焼け」
20120912雲
この2~4日後 9/14千葉内陸M5.1の地震発生。
次は、9/21北海道~青森で見られた、「オレンジ~紫の夕焼け」
20120921雲
この次の日 9/22サハリンM5.8の地震発生。
次は、9/26関東で見られた、「真っ赤な夕焼け」
20120926雲
この5日後 10/2福島沖M5.2と三陸沖M5.0の地震発生。
こんな感じですが、
ここでご紹介したのは発震の出たもので、これまで怪しいとご紹介した13例に対して7例
ですので、確率から言うと、54%
となります。

◆果たして、この確率が 地震に対して有意差有りか無しかは、微妙なところですが、
 私としては、誰もが分かる程、夕焼けや朝焼けの色合いが異様だったら、
 その1/2は数日内のM5超地震発生を示唆するものと考えます。

そして、本日10/18の夕焼けは関西。「まるで山火事の様な色合いの夕焼け」
20121018雲
[加筆]
この5日後の10/23鳥島近海M5.8/D140kmの深発発生あり。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.
何事もありませんように。。。
では、今夜はこれにて、お休みなさい。

深発地震域の修正による薩摩深発地震の影響は

笑顔 皆さま、こんばんは。今日は遅くなりました。
今朝は、9時44分茨城北部M4.4震度4があり、肝を冷やしました。
さて、10/7にご紹介した 「沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察」で、
Twitter@zishinmimi氏より 深発地震域に九州が抜けているとのご助言がありました。
そして、昨晩22時39分薩摩半島西方沖M4.9(D160km)の深発地震があったことから、
深発地震域を修正して、この後の東日本での地震発生の動向を見てみました。
以下は、深発地震域に九州まで入れた図です。(四国海盆も入ることになります)
震度の予測271
そして再度、深発地震(M3~5)と後発地震発生までの遅延特性を見直しましたが、
調査期間は 2012/5/9~10/4 (148日間/約5ヶ月)では、結果的に変化無しでした。

震度の予測267b
最後に、昨晩の薩摩M4.9(D160km)の深発地震を取り入れた想定が以下になります。
◆ご覧のように、明日~明後日が要注意となりました。
震度の予測272a
磁気嵐ロジックの予測表を見ると、今晩深夜に「魔のくぼみ」があり、明日の昼前後に「急変点」
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.
何事もありませんように。。。
では、今夜はこれにて、お休みなさい。

八丈島近海M5.4(D103km)の深発地震発生とその後の想定

笑顔 これだけ、お伝えしてから寝ることにします。
先ほどの記事で、
本日10/16 11:03八丈島近海でM5.4(D103km)の深発地震がありました。(USGSによる)
8/13(土) 関東一円に広がった、大気重力波による波雲(イワシ雲ではない)があっただけに、
実に嫌なタイミングでの発震です。

10/7ご紹介の[沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]から、5日間は東日本要注意です。
と結論したことの、図解を以下にご紹介致します。(至近での深発地震の履歴を重ねたものです)
震度の予測270a
ごの図では、グラフの高さが東日本(後発震源域)での地震の起き易さを示していますが、
ご覧のように、至近実績でもグラフが比較的高い時に、M4~5クラスの発震が出ております。

◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.
何事もありませんように。。。

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