海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その31)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第31回目となりました。
(昨年末から毎週末に約6ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週6/29にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120629WA
この間M4超の地震は23回、内18回が想定範囲でした。正解率78%。(今週も合格です)
予想から外れた5回は、沖合3回、内陸部2回でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(先週の北海道に加え、南海沖の水温が上昇しております)
水温20120706W
◆今週の注目は、先週から続く北海道に広がる強震度想定域です。
 他に、福島沖、東南海トラフからフィリピン海プレート沿いと、
 九州北部にも強震度想定域があります。

◆偶然でしょうが、原発のある泊、福島、浜岡、玄海は強震度想定域です。
 
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

バヌアツでM6.3(D163km) の深発地震発生!

速報には遅いですが。
本日7/6 11:28(JST)バヌアツでM6.3(D163km)の深発地震が発生しました。
USGS107.jpg
私の知る限り一番情報の早い下記のリンクでは、特に被害の情報はありません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
震央から600km以内で、2万人が震度4相当の中にいました。
一番近いPort City50km地点でも、震度4相当で変わらず、大きな被害は無いものと考えます。
なお、発生した時間帯は、本日の確率ピークに該当します。
◆磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

残念ながら 地球直撃の磁気嵐が出てしまいました

それにしても、物凄いフレアの連発です。私も、こんなの初めて見るような気がします。
磁気嵐解析548
これらの殆どがAR1515からのCMEですが、残念ながら「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」
地球直撃の磁気嵐が出てしまいました。
NASAのポータルサイトから左上の[CME Arrival Time Prediction]を選び、次の磁気嵐到達日時を見ると、
日本時間で7/7 15時と7/8 15時の2波が該当しております。
磁気嵐解析549
以下は、この通りに磁気嵐が到達した場合の磁気嵐ロジックの試算です。
磁気嵐解析550
確率40%超(M7対応)が7/10(火)まで続く事になります。
今夜を含めて「魔のくぼみ」が6回。影響は7/14(土)深夜まで残ります。
あぁクワバラクワバラ。

もの凄いフレア連発も 地球への磁気嵐直撃は 幸運にも回避か

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
ご覧のように、連日フレアを連発している非常に活発なAR1515黒点群ですが、
この3日間で、M5.6を筆頭にMクラス×8回、Cクラス×33回と群を抜いています。
磁気嵐解析546
しかしながら、NASAのシミュレーションによれば、
AR1515黒点群が南緯20度付近にあることで、CME(コロナ質量放出)があっても、
幸運な事に、ギリギリのところで地球への磁気嵐直撃は回避されそうなのです。
以下のシミュレーションは、7/3M5.6CMEの地球到達時のものです。
磁気嵐解析547
これまでの実績から、
CME拡散角度の平均は±20度
ですが、この図でも磁気嵐の端が地球にかかる程度です。
その後も、M3.8 M2.0 M2.3 M5.3 M2.3とMクラスが続きますが、何れもAR1515由来のため、
まだNASAのシミュレーションは出ておりませんが、同様にして、回避されるものと考えます。
私も、上記のX線強度のグラフを見ていて、正直ハラハラしておりましたが、今回の考察で
少し安堵しております。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その351(磁気嵐スパイラル18)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
本日7/4も13:00(JST)から地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析543
現在のプラズマ速度は、550km/sを保ったまま下がりません。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明後日7/6に確率60%近いピークがあり、40%(M7対応)は7/8(木)午後まで続きます。

磁気嵐解析544
ご覧のように、「ピーク」は4回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は18回あります。
そして、磁気嵐の影響は7/11午後まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析545
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

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