余震はいつまで続くのか?その494(磁気嵐スパイラル11)

本日7/10 12時からの地磁気反応 (NICT 3計測点で±100nT超) を確認。
磁気嵐解析1047a2
今回はNASAシミュレーションから、M1フレアによるものと考えます。
NASA-iSWA地磁気圏シミュレーションがありませんが、2000万アンペア程度でしょうか。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応)が、今夜~7/13(土)昼頃まで続きます。
磁気嵐解析1047bc
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は4回、「急変点」は12回です。
そして、磁気嵐の影響は7/17早朝まで残ることになります。
◆本日の深発5回(能登・紀伊半島・日本海M4、房総半島ほか)に伴い「警戒解除」
 信頼度90%で本日中のM5超発震はありません。
 東日本域 7/11(木)「超警戒」7/12(金),13(土)「要注意」
 北海道東方沖 レベル未満

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1047e
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

「予測ABロジック」と「串田氏予測」が遂に一致![7/10更新]

 拙ブログの読者ならば、既にご存知の方は多いと思います。
◆八ヶ岳南麓天文台(1985/12開設)串田嘉男氏の提唱する「FM波による地震予報(2013/6/21最終報)
 では、琵琶湖周辺でM7.9±0.5/内陸浅発地震が8/3~8/9頃に発生する可能性が示唆されております。
 以下は、串田氏の地震予報の要旨を図解したもの。
(注)串田氏の地震予報については、PHP新書「地震予報」フォローページ「よくある質問」をご一読
戴き、串田氏の地震予報の性質を十分ご理解の上でご覧下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

串田20130621
◆そして、私の提唱する 現在の「予測ABロジック」を以下に示します。
現在の予測ABロジック20130710pm
◆ご覧のように、特異点(※1)は、8/6に最大M8(※2)を示唆しております。
 (※1予測AとBの差が0.25となる点、※2 M7.39±0.55=M6.84~M7.94)
◆予測ABロジックの予測精度実績
 リンク先、2012/11/17の記事「【再考】予測A,Bロジックの延長線について」では、
 2012/12/7 三陸沖アウターライズM7.3を3週間前に誤差4日で予測しております。
全く別視点からアプローチしている2つの理論の示唆するものが、約1か月後に発生する可能性
 のある地震の発生時期・地震規模ともに「ほぼ一致」している事が重要だと考えます。