三陸~青森沖の群発をGR則で観る
◆三陸~青森沖の群発が規模も頻度も尋常でない
6/4~本日6/11にM5級を含む有感は12回(十勝を含む)
◆Hi-net記録では6/4~現在までにM2+が116回
M-T-N図では発震間隔が日増しに短縮方向である
特に本日13時台は僅か11分間にM5級が3連発だ
◆さて、いつもの様にGR則の出番である
差し当たり、予測ABロジックの規模と照らしてM7.5規模でGR則を計算
平均発生期間は約30日である(累積確率50%)
◆更に、時系列グラフにすると以下のとおり
6月末~9月末にM7.5規模の地震が当該震源域で発生する可能性が高いと出た
特に後半での発生なら、現在の予測ABロジックの特異点と整合性がある
ただ、これだけM5級が群発すると、これにM+1したM6.5規模が数日内に発生する
可能性もあるので、先ずはM6級に警戒と考えます
(注)この計算結果は、筆者が試算値として提示するもので、必ずしも発生時期を確定
する性質のものでは無いことをご理解願います