余震はいつまで続くのか?その48 (二階層化の完成)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
お待たせいたしました(と、何人かの方は、待っていてくれたと勝手な解釈)
やっとのことで、予測式の二階層化構想がまとまり、皆さまへのご披露となります。
見ての通り、
予測曲線が”A“,”B“の二種類ありますが、それぞれの特性として、
“A“:M6以上の可能性を示し、発生の有無に係わらず、現時点でM5.9でリセットが掛かります。
+誤差(M0.65)のみを記載したのは、リスク側を提示するためです。平均伸び率はM1.0/20日です。
“B“:M6未満の可能性を示し、発生の有無に係わらず、現時点でM5.0でリセットが掛かります。
同様に+誤差(M0.50)のみを記載しました。平均伸び率はM1.0/18日です。
さて、
このグラフから見えてくるのは、M6級の可能性は常に存在しており、微妙なバランスで発生に至らないケース
があることです。
一例として、6/14の予測曲線”A“は、最大M7.3程度の可能性がありながら、実際は、
M5.9によってリセットされ、事なきを得ました。
今後の予測曲線を見てみると、
7/21辺りからM7級の可能性が出て来ますが、これは可能性を示すのみで、発生するとは限りません。
予測の二階層化の完成で、
結果的に次の余震規模が分かりにくくなってしまったと感じると思いますが、私もそれは認めます。
ただ、大きな余震を見逃してしまうよりは、
その可能性があれば、示しておきたいと考え、出てきた答えが二階層化ロジックだったのです。
次回の予測日時に計算ミスがあり、若干修正しました。
至近の日時のみ、掲示しておきます。
------月齢--月出3h前--南中時--南中3h後--
7/14(木) 12.8 15:05 23:07 翌2:07
7/17(日) 15.8 16:57 0:49 3:49
7/19(火) 17.8 17:54 2:18 5:18
またも何か変化があれば、タイムリーにお知らせしたいと思います。
では、また。