お詫び <m(_ _ ;)m>
拙ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。
今日は眠気に負けてしまいました。
申し訳ありませんが、つづきは また明日にさせて戴きます。
大気差の発展計算について、構想がありますので、
結果まで辿り着かなくても、何かしらのカキコはできると思います。
ではでは、おやすみなさい。
技術屋(エンジニア)として、読者の皆さまに役立つ情報をお伝えしたいと考えております。特に、東日本震災以降は、私の知見が及ぶ範囲で、主に地震の予測を中心に、最新情報 をお届けしております。私の発信する情報が皆さまの防災の一助となれば幸いです。
拙ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。
今日は眠気に負けてしまいました。
申し訳ありませんが、つづきは また明日にさせて戴きます。
大気差の発展計算について、構想がありますので、
結果まで辿り着かなくても、何かしらのカキコはできると思います。
ではでは、おやすみなさい。
毎度、計算ばかりやってますが、お付き合いください。
今回は大気差(大気による屈折の影響)について考察しました。
さて、高さH(m)から地平線までの距離は、L(km)=3.57√Hでした。
ところが、
実際は地平線と観測者の間で大気の影響(屈折)を受け、若干長くなるようです。
これをベッセル定数ρといって、標準大気でρ=7.84%としています。
今回は、この大気差の影響を、観測点H(m)の見かけの高さ増分ΔH(m)で
表現したいと思います。
結果は、下記のごとく、距離の自乗に比例する式が出ました。
具体的には、50km見通せる高さ(逆算すると196m)から見た地平線は、
大気による光の屈折効果で、実際はその+33mの229mから見た地平線と
同じ方向で、距離も50kmの7.84%遠い53.9kmまで見えるという計算です。
消化不良ですが、もうじきペルセウス流星群が見られそうなので、今日はこのへんで
終わりにします。
このつづきは、また明日~。。。
ご覧いただき、ありがとうございます
一昨日の水戸の花火大会にちなんで、また計算をしました。
花火の見える距離とその大きさについてです。
見える距離については、ピタゴラスの定理から
L(km)=3.57√h ここで、hは到達高度(m)です。
[8/2の式に h=0mとして変形しても出ます]
また、視直径(見える大きさ)は、arcTan(2*r/L)≒0.115*r/L(度)
ただし、rは開花半径(m),Lは見える距離(km)
月の大きさを0.518度として、その割合を計算しました。
打ち上げ花火のデータは、このリンクをご覧ください。
水戸の花火大会では、最大が10号玉(尺玉)なので、
到達高度(最低地上高)330m、花火開花時の半径160mとすると、
見える距離65kmで、月の大きさの55%になりました。
一応計算上では、千葉の柏や我孫子あたりまで見える様です。
高層の建物が多いので、地上からは厳しそうですが、
10階くらいまで上がると意外に視界が開け、遠くまで見通せますから、
時間のある方は、計算表を参考に、別の大会で試されてはいかがでしょうか。
私が2年前住んでいたマンションで確認したものですが、土浦の花火(10月ころ)は、
水戸でも10階以上に上がれば、手を伸ばした小指の爪の先ほどの大きさに見えました。
ただし、肉眼ではかなり小さく、尺玉でも「ぽわっ」というかわいい感じです。
これも高層階に上がると、何となくですが、音も聞こえてくるのが判ります。
花火のエネルギーって、かなり遠くまで影響するものなのですね。
では、今日はこのへんで
「東京スカイツリー」の続き
私の計算にお付き合いいただいている方々、ありがとうございます。
先日の計算では、東京スカイツリーが見える距離と高さ(標高)(※)が判りました。
(※)逆にスカイツリーから見える範囲とも考えられます。
今回は、これに続いて、
ならば、具体的に地図上のどこまでが、スカイツリーの見える範囲(可視範囲)なのか
気になり、色々と調べてみました。
使えそうなツールとして、以下のものをピックアップしました。
◆カシミール3D(本体はフリーだが詳細地図データは有料)
元々は山岳景色やある地点(山)からの360度パノラマ風景をパソコンで
シミュレーション(なかなか凄い)するソフトですが、その中の「可視マップ」
という機能が使えます。
http://www.kashmir3d.com/kash/intro/intro_3.html
私も実際にインストールしてから、「可視マップ」という機能が使えるよう
になるまでに、結構ハードルが高かったので、ただ試してみたいという方には
不向きかも知れません。
さて、
東京スカイツリーが見える一番遠いところですが、驚きました。
なんと、福島県と山形県の県境まで伸びていて、西吾妻山の脇にある藤十郎
というところでした。
その距離、実にスカイツリーから230km(標高1820m)
◆天体山望(シェアだが詳細地図データ付き)
こちらは、山岳シミュレーションと天体シミュレーション機能を併せもち、
カシミール3Dよりも、マニアックな感じがします。(個人的な感じです)
建造物そのものもシミュレーションできるようです。
http://www.k3.dion.ne.jp/~mlb/hanfree/sanbo/sanbotop.htm
特に、天体現象に力を入れており、奇跡的な写真(ダイヤモンド富士とか、
太陽や月をバックにした山やビル群など)を撮影したい人向きだと思います。
私はそこまでマニアックではないので(有料だし)、試してません。
◆HeyWhatsThat(おい、あれ何だ)
グーグルマップの機能を利用したページで、WEB上で「可視マップ」が計算
できてしまう優れものです。
お勧めです。
http://www.heywhatsthat.com/
何といっても、一番の利点はオンライン処理(向こうで計算する)であること。
これなら パソコンの処理能力は無関係なので、今はやりのネットブックでも大丈夫。
約1分半で精密な計算結果が帰ってきます。
ちなみに、カシミール3Dでは結構 重い処理をしているようで、同じ程度の
計算をさせようとすると、それなりに速いパソコンを使っても、約30分くらいは
平気で待たされます。
下の画像は、この「HeyWhatsThat」によるものです。
拡大して見ると、非常に細かい部分まで計算されているのが判ります。
感動です。
使い方指南(ページは全て英語で書かれていますが、気にしませんよ)
1.【New panorama】というタブを選び
2.【[1. Click on the map —->
【 Or search for an address:
[ **** ]の中に、堂々と日本語で[押上1]と入力して
3. [Find]を押します。
4.すると、カーソルが東京に移ります。
5.続いて、グーグルマップの[+]ボタンで、どんどん拡大(寄って)
いくと、スカイツリーの建設箇所が見えてきました。
6.カーソルを正確なスカイツリーの中心に移動させたら、
7.【3. Specify your elevation or leave blank for
【 the default (2 meters above ground level):
Elevation[ *** ]meters の中に[634]と入力して、
8.【4. Enter a title:[ ******** ]
これは計算結果のタイトルなので、[東京スカイツリー]とでも、
入れておきましょう。
9.[Submit request]を押すと、スポンサータイトルが出ますが、
無視して、何もしないでいると約1分半で計算結果が出ます。
10.英語で[ん~たら、かんたら]とメッセージが出るので、[OK]を押します。
11.最後に[Visibillity cloak]を押すと、スカイツリー634mの可視範囲が
ピンク色で表示されます。
どうですか、 楽しんでいただけましたか?
あなたの住む町には、ピンク色がありましたか?
今日も、かなりガンハリましたよ。
では、また。
前々から気になってました。
「東京スカイツリー」
ついに、400m越えの408m
おめでとうございま~す。
ところで、この東京スカイツリーですが、
一体、どのくらい遠くから見えると思いますか
チマタでは、筑波山で見えた。とか、宇都宮や日光近辺から見えた。とか。
私、実は技術屋でして、こういったネタには「パクリッ」
と喰い付きます。
で、計算してみたら、こんな結果になりました。
(ピタゴラスの定理を使いました)
現在のスカイツリーの高さ408mを標高0mで見ると、
最大でも72km
なので、わが茨城県だと距離的には筑波山くらい。
でも、高いところから見れば、当然遠くが見えるわけで、
今回の計算では、私の住む水戸市(約95km)ならば、
標高41mの場所に行けば「スカイツリー」が見える。
ヨ~シ、見つけてやるぞ~、と水戸京成百貨店に向かったのですが、
標高35m+建物50m=85mなので、計算上は見えるはずなのに。
見えない。。。んん~
(実は、結構天気が良い日に何回か足を運んだのですよ)
計算は、何度も見直しているし、自信があるので、
きっと、この時期だと空気が湿気っていて、透明度が悪いに違いない。
結論。
もっと空気の澄んでる日じゃなきゃダメなのだ。
また、懲りずに見に行ってみよ~と。
今日は結構がんばりましたよ。
では、では。 このへんで。