富士山の新眺望限界?
毎度のお付き合いをありがとうございます。
本日は、少しスケールアップしまして、富士山に挑戦したいと思います。
さすがに富士山ともなれば、すでに先人の方々によって色々な試みがされてます。
水戸の富士の回では、私が撮影した名峰富士の雄姿をご紹介しました。
スカイツリーと富士山では、大きさこそ違えど眺望計算としては同じ扱いになるので、
また、“Hey, what’s that?”の力を借りて計算してみました。
結果、北限の富士、最遠望の富士ともに更新の可能性が出てきました。
まず、北限の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている福島県花塚山(307.8km)より更に12km北上した、
霊山の北北西(320.0km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から9.3合目が見える形になります。
計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
霊山北北西の標高1200*0.245=294mは、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
霊山北北西294*2=588mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+588=5289mを大気差による等価的な
富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
次に、最遠望の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)より更に8km南下した、
高峰山(331.4km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から8.7合目が見える形になります。
計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
高峰山の標高290*0.245=71m、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
高峰山71*2=142mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+142=4843mを大気差による等価的な
富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
腕に自信のある方(先人の方々へ)へのお願いになるかも知れませんが、
私の体力では、両地点ともに検証確認(撮影)は到底不可能です。
つきましては、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
その際、仮に今回の記事が発端となって、実際に行動され方が確認に成功された場合ですが、
新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)
さて、今日も楽しんでいただけましたでしょうか。
今回は、少しスケールの大きい話題だったので、私も書きごたえありました。
では、今日はこのへんで。