ダイヤモンドと中性子星

毎度のお付き合いをありがとうございます。

この世で一番硬い物質は何か。

ネットで調べていたら、
人間が触れることのできる物質としては、やはりダイヤモンドが一番だと思います。

固さの単位は、鉱物の硬度を計る尺度としてモース硬度というものがあり、天然の
単結晶ダイヤモンドでモース硬度10※。(※本来は1~10の範囲ですが拡大解釈してます)

ところが、工業用として利用されている多結晶ダイヤモンドは、更に硬度が上らしい。
特殊な六方結晶構造のロンズデーライト(Lonsdaleite)と呼ばれるダイヤの一種は、
硬度が58%増すらしいので、単純にモース硬度15.8となる。

2003年1月に住友電工が「ナノ多結晶ダイヤモンド」という特殊な構造のダイヤを
製作し、硬度は通常のダイヤの倍と言うから、モース硬度は20。

更に、ハイパーダイヤモンドまたはダイヤモンド・ナノロッド凝集体
(Aggregated diamond nanorod、:ADNR)は、フラーレンを原料として製造された物質で、
硬度は通常のダイヤの3倍らしいから、モース硬度は30。

人間が触れることができる物質としては、ここまで。

最後に、太陽の10倍程度の恒星が超新星爆発した後に、重力崩壊により収縮したコア
(中心核)が残ってできる中性子星の固さについて、最新のコンピューターモデルにより
シミュレーションした研究結果が見つかりました。

アメリカのインディアナ大学のチャールズ・ホロヴィッツ氏の研究成果によると、何と、
鋼鉄の百億倍の強度になるそうです。
鋼鑢の硬度が約7.5ですから、モース硬度で750億って、あんまり意味ないか。
中性子性.jpg

考えてみれば、
一般的な物質は原子核と電子の対から構成されていますが、素粒子レベルで見れば、
ものすご~く広~い部屋に砂粒を数粒置いた程度の密度ですから、空間的にはほとんど
カラッポの状態と同じな訳で、
これに対して、
いわば原子核だけがギュッと集まってできている中性子星コアは計り知れない固さになることは、
容易に想像が付きますね。

宇宙って、もの凄いことが日常的に起きているんですね。

では、また。

太陽の周りに超巨大UFO出現か? その2

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先日、ご紹介した太陽の周りにある巨大なUFO群について、本当なのか、
自分でもNASAの太陽観測衛星STEREOのウェッブサイトに行って、
画像を検索してみました。

すると、
最新の映像で確認しても(日時は画像下に)、やはり、同じような様なものが
群れをなして映り込んでいるのです。
20110304_104530.jpg

A~Eの拡大図
20110304_104530_capture.jpg

一体、これらの巨大な物体は何ものなのでしょうか?

やはり、
恒星間を移動出来るほどのテクノロジーを備えた、遥か遠方からの来訪者
たちなのでしょうか?

だとしたら、その目的は何なのでしょうか?
近い将来、NASAなどの公的機関から重大な発表でもあるのでしょうか?
それとも、「ウィキリークス」あたりから何かでてくるのでしょうか?

疑問ばかりが頭を巡って、ますます目が離せなくなってきました。

では、また。