余震はいつまで続くのか?その610(磁気嵐スパイラル35)

今晩1/22 0時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
マイナーフレアの影響だと思います
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M5+対応 (M6+確率20%超) 1/23~24
 M5±対応 (M6+確率15%超) 1/22~27
磁気嵐解析1053b95                           

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c95                                                                       
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

銚子沖M6級が迫っている可能性あり

千葉県銚子沖
 先週1/12夜に発生した銚子沖M4.9(無感地震)から既に9日間「銚子沖」で群発化
 1/18夜には僅か13分間にM3級の有感地震が3回発生
しております。
 以下は、1/12~1/21現在までの震源プロット(M0.5+ N=159)ですが、
 ご覧のように、震源長L=25から、宇津則でM6.4の可能性が示唆されます。
20150121銚子M64GRa  
微小地震の頻度が異常値
 この震源での発震状況は、平時で10回/日程度ですが、既に約5日間も2倍を超えています。
GR則(グーテンベルグ・リヒター則)
 地震に代表される離散的自然現象は、そのエネルギーと発生頻度を両対数軸で表すと
 ほぼ直線的に近似される、というものである。
 以下、GR則プロットと±3σ経過日数予測で、M6.4想定で累積確率50%(平均経過日数)24日です。
20150121銚子M64GRb 
銚子沖M6級の発生時期推定
 今回M6.4を想定した発生時期は、ご覧のように2月上旬~下旬となりました。
 逼迫度としては、関東域でのM6級発生間隔が約2年ですので、平時の約30倍
20150121銚子M64GRc   
 (注)この計算結果は、筆者が可能性として試算したものであり、実際の地震発生時期を確定する
   性質のものでは無い事だけは是非、ご理解のうえご覧いただきます様、よろしくお願い致します。
  ※この地震想定の判断材料として、何かご提示できれば良いのですが、M6級の場合は、
   前震など、何の前触れも無く、突如発生する可能性が高いため、引き続き「微小地震」の
   発生頻度などを監視し、変化があればお知らせしたいと思います。

◆参考(計算震度)
 震源深さを20kmと仮定すると、「半径20km以内は最大震度5弱(※)」になると考えられます。
 ※実際は地盤状況により、最大震度5強となる地域もあると考えられます。
 なお、「津波」については、M7級未満は海面変動(10cm程度)と考えて良いと思います。
20150121銚子M64GRd
◆地震の様な自然現象が、統計学の予測通りに発生するとは、元々筆者も思ってはいないが、
 ある程度の指標にはなり得ると思われるので、今からでも出来るだけの準備を進めてみては
 いかがでしょうか?

余震はいつまで続くのか?その609(磁気嵐スパイラル34)

今朝1/19 6時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
マイナーフレアの影響だと思います
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M5+対応 (M6+確率20%超) 1/21
 M5±対応 (M6+確率15%超) 1/20~21
磁気嵐解析1053b94                          

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c94                                                                      
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

滋賀県北部M7級地震/長期データによる再評価

滋賀県北部地震
 昨年11月に「滋賀県北部」で有感地震が2週間に5回発生しました。
 昨晩1/14もM3.8と小規模ながら、浅発のため震度3を記録、肝を冷やした方も居らしたと思います。
 以下は、11/11から1/15現在までの震源プロット(M0.5+ N=610)ですが、
 震源域を断層面と仮定すると、宇津則から最大規模はM7.6相当と計算されます。
 ※前々回ご紹介 M7.3想定 → 11/28「滋賀県北部地震/M7級を想定する
 ※ 前 回 ご紹介 M7.6想定 → 1/ 1 「滋賀県北部M7級地震/再評価
20150115滋賀M76GRa
京都南部~滋賀県北部地震
 今回の震源域周辺には「三方・花折(みかた・はなおれ)断層帯」と呼ばれる、琵琶湖の西側に
 沿って、M7級を繰り返している震源があり、
 筆者が確認した範囲で、734年~1854年の間にM7級が8回発生しており、平均周期は約160年
 前回1854年から160年後が、偶然にも2014年なのです。
気象庁1926年からの全有感地震データで長期の再評価
 今回は、気象庁にある1926年からの滋賀京都震源での全有感地震データを用いた
 長期の再評価を実施しました。
 以下、1926/11/10~2015/1/14の全データ(N=764)のプロットですが、実は1927/3/7にもM7.3震度6
 が発生していた事に、今更ですが気付きました。
20150115滋賀M76GRb

GR則(グーテンベルグ・リヒター則)

地震に代表される離散的自然現象は、そのエネルギーと発生頻度を両対数軸で表すと
ほぼ直線的に近似される、というものである。
全有感地震データによるGR則プロットです。
 今回も想定規模をM7.6として、平均発生期間は113年という、過去実績を上回る結果でした。
 ちなみに、前回1854年から160年の点を示すと、4.3σ相当で、累積確率は既に88.1%でした。
20150115滋賀M76GRc  
M7.6の発生時期推定
 前回想定では、短期間の発震データから、想定規模M7.6が4月~8月上旬頃を予測しましたが、
 長期データによる再評価でも、ご覧のように累積確率は88.1%に達しており、すぐにでも発生する
 可能性が、改めて示された事になります。
20150115滋賀M76GRd 
 この計算結果は、筆者が可能性として試算したものであり、実際の地震発生時期を確定する性質のもので無い事だけは是非、ご理解のうえご覧いただきます様、よろしくお願い致します。
※この地震想定の一つの判断材料として、前回は12月中旬にM4級の発生を指摘しましたが、
 若干遅れて12/26にM4.2が発生しており、今後も2月頃までにM5級の発震があれば、
 ほぼ、GR則どおりの発震状況が継続していると考えられ、M7.6発生が現実味を帯びてきます。

◆参考として、地震発生時の被災規模を試算しました。
 該当地域の皆さまには申し訳ありませんが、発生すれば「ほぼ壊滅的」である事は見て取れます。
 ※以下は平均値を提示するもので、実際は地盤状況により前後すると考えます
  (前回想定のM7.3とほぼ同じと考えます)
20141127滋賀M73GRd
大阪、名古屋は、その昔「海の底」だった事が判明
 以下は、筆者が色々な文献を元にして得た、大阪と名古屋の昔の様子ですが、
 実際にM7級が発生すれば、地盤の緩さから「液状化現象」による被害が大きい
 ことも見て取れると思います。
20141127滋賀M73GRe
20141127滋賀M73GRe2
◆地震の様な自然現象が、統計学の予測通りに発生するとは、元々筆者も思ってはいないが、
 ある程度の指標にはなり得ると思われるので、今からでも出来るだけの準備を進めてみては
 いかがでしょうか?

余震はいつまで続くのか?その608(磁気嵐スパイラル33)

昨晩1/13 0時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
マイナーフレアの影響だと思います
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M5+対応 (M6+確率20%超) 1/13~15
 M5±対応 (M6+確率15%超) 1/16~17
磁気嵐解析1053b93                         

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c93                                                                     
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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