3/27の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は11回で、ほぼ至近平均のペースですが、
20時00分岩手県沖M6.4震度5弱の後も、同じ震源でM5.1,M3.8が続き、
その後も無感地震のM2~3が20回も発生しております。

◆この動きは、震災時と比較するとM1小さいだけで、前震活動は震災時の動きと酷似しており、
 最悪を考えると、数日内にM8の可能性も否定できません。

私は、震災時の二の舞だけはしたくありません。
 危機管理情報として、今からGR則による三陸沖の予測計算を始めますので、
 今夜中には、その答えをアップすることをお約束いたします。お待ちください。

では、今日の気象衛星の画像です。(3/27 8:00-17:00)
20120327anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120327定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲量が極端に少なく、特徴的な箇所が際立ったおります。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
房総沖と三陸沖に境界線が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、再び出現した、黄色で囲む範囲赤線で示した筋状の雲ですが、
岩手沖の震源域を取り囲むように右側が開いており、そこへ水色の雲のない範囲が、
突き刺さるように配置され、非常に複雑に入り組んでいる様子が伺えます。
今さらですが、既に衛星画像には、岩手沖の前兆が現れていたと考えます。
もう1つ注意したいのが、関東沖の黄色(点線)で囲むベッタリと張り付く雲で、
房総から離れましたが、東に延びる帯は、3/19から連続しており9日目です。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に青天に恵まれ、怪しい雲も見当たりませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。バイバイ

惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨年のことですが、
読者から表題についての、質問を受けたことがあります。
潮汐力とは、皆さまもご存じのように、
月や太陽から受ける引力が起因となって、潮の満ち引きを起こしますが、
それと同時に、地球も直径にして20cm~30cmの塑性変形を受けています。
その潮汐力は、対象となる天体の質量に比例し、距離の3乗に反比例します。
以前から、惑星直列によって地震が発生するような記事を見かけますが、
仮に全惑星を一直線上に並べても、その潮汐力の合計は、地球が月から
受ける潮汐力の1/17400
にしかなりません。(その98%は金星からの潮汐力

※一番大きい木星ですら、距離が遠く1/17万にしかなりません

したがって、
「惑星直列」と地震との関連性は考えられないと言うのが私の結論です。
ちなみに太陽からは、月の0.454倍の潮汐力を受けますので、私の計算にも
反映しております。
それから、
月と地球の距離は一定ではなく、およそ13%ほど変動していますが、
特に、その距離が近付く時を「スーパームーンと呼んでおります。 (発生頻度は、年間3~4回です)
スーパームーン
同様に、その影響力を計算すると、月の潮汐力を最大25%程度増加させますが、
太陽との関係や色々な相関を取って、何とか地震との関係を探ったのですが、
結局は、明確な影響の有意性が見つからず、私の計算には反映しておりません。
したがって、私の考えでは、
「スーパームーン」も地震のトリガーに成り得ないと結論しております。
では、また。バイバイ

予測A,Bロジックの気になる空白(その6)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨晩の22時22分福島県沖M5.2震度4以降、東日本震源の地震が中心となっております。
さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
またまた「気になる空白」が発生していることに気付きました。
震度の予測187
3/22-3/26の空白Rから、2/29前後の赤丸で囲む範囲のプロットを累積して規模を予測すると、
3/30にM5.54となります。 計算式は、以下の通り。
Log10(10^(1.5*M5.1)*3 + 10^(1.5*M4.9) + 10^(1.5*M4.8)*2 + 10^(1.5*M4.5)*2 + 10^(1.5*M4.3)*2
+ 10^(1.5*M4.2))/1.5 = M5.54
前回(その5)での発震誤差が1日ありましたので、今回は3/29~3/31ににM5.54とします。
なお、3/30は月齢相関の特異日★(確率3倍超)にもなっております。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

3/26の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は9回で、ほぼ至近平均のペースですが、内4回がM3.5以上
やや大きめなのが気になります。
一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=331回で、至近平均510回を35%下回っております。
では、今日の気象衛星の画像をアップします。(3/26 8:00-17:00)
◆だいぶ日が延びたので、昨日から解析時間帯を拡大しております。
20120326anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120326定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日も雲量が適度で、特徴的な箇所が見易いと思います。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
房総始点の他、三陸沖に強い境界線が見られます。
(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、黄色(点線)で囲むベッタリと張り付く雲で、
房総から東に延びる帯は、3/19から連続しており8日目です。
また、三陸沖にも同様の雲が居座っております。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に青天に恵まれ、怪しい雲も見当たりませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。バイバイ

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