余震はいつまで続くのか?その45 (中規模余震)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨晩の3:35福島県沖でM5.6、最大震度4の地震があったようです。
震源地に近い皆さま、ご無事でしたでしょうか。

実は、予測計算最適化の犠牲となったことがありまして、現在のロジックですと、
グーテーンベルク則平均Mw未満の余震は予測できない点です。
震度の予測32.jpg

現在のグーテーンベルク則平均Mw=M5.65となっており、残念ながら昨晩の中規模余震は、ロジック外でした。
申し訳ありません。

ちなみに、予測曲線の現在値(6:30)はM5.748です。

ところで、昨晩の3:35を調べましたら、月の入後5:15で、やはり前回リセットを掛けたM5.8の時と同様に、
地震発生との相関が高い時間の月の出3h前や月南中3h後とおよそ90度の位相関係にあり、地震発生頻度も
平均の1.5倍と若干の相関があったようです。

それから、M7級の可能性が7/21に若干早まりましたが、これは日々変化するので、一応のお知らせを
しておきます。

また何か変化がありましたら、お知らせしたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その44 (最適化の試行)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨日のM5.8で無事リセットが掛かり、当面はM7級の危機が遠のいた訳ですが、
私としては、昨日の予測値にかなりの誤差(Mw0.742)を残してしまったため、何とか
最適化出来ないものか試行しましたが、なかなか納得のいく予測式に辿り着けません。

取りあえず、余震の休止期間が適切に反映されるよう、累積余震規模による予測をやめ、
単純に、[余震規模]と[余震の休止期間]の積を積分処理することにしました。

まだ、予測誤差が±Mw0.56あり、改良の余地はありますが、今までよりは誤差を縮小化
できたので、暫定的に、これで行きたいと思います。
震度の予測31.jpg

それから、予測値の平均増加率も若干穏やかになって、Mw1.0/20日が合致するようなので、
これで機械的にグラフを書き込むと、M7級は7/22以降と出ました。

次の中規模余震が7/10,11ならば、予測値はM5.3~M6.4となります。

直下型など、震源地によっては、十分に被害の出る規模ですので、どうかご注意ください。

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。