マンションの理事長 その後6 (震災対応)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
しばらくブログには書き込みませんでしたが、3/11震災で自宅マンションも少なからず修理の
必要な箇所があって、これまで理事役員5名とオブザーバー6名(建築に明るい方など)を交え、
10回近い打ち合わせと、中間の報告的な住民説明会、アンケートを実施して、震災復旧工事
に関する臨時総会を来る9/3に開催する運びとなりました。
いや~、この5ヶ月間、理事長としての仕事は本当に大変でした。
ここは64世帯の中規模マンションですが、当然のことですが色々な職種、年齢層の方々がいて、
酷く批判的な方から手厳しいご意見があったり、実に建設的なご意見を下さる方など、とりまとめ
の大変さは、筆舌に尽くしがたい程ですが、とにかく臨時総会で一山越える気分です。
一番大変だったのが、両極端の意見がある場合の選択を、いかに穏便にコナシテいくか。
あと、臨時総会の議案書作りも、最後の仕上げは、理事長の私一人で徹夜で仕上げたことなど。
おかげさまで、普通に暮らしていたら絶対に経験できない貴重な体験や勉強をさせて戴きました。
ちなみに、当マンションは、被災度区分判定で耐震残存率が15%程度低下しており『小破』
という区分になるそうです。
震度6弱の震災に加えて、度重なる余震にも良く耐えてくれたと、建物に感謝と愛着を感じます。
マンションの復旧工事費として概算2500万円ほど掛かるようですが、これも今後も安心して
暮らすためのコストとしては、しょうがありませんね。
もう、ここに近い震源域でM7クラスの地震は、このマンションの耐震上からも、復旧工事が済むまでは
何とか来ないで欲しいものですが、可能性はゼロではないので、早く復旧工事に着手したいものです。
では、また。