余震はいつまで続くのか?その145 (未知の領域8)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

皆さま、こんばんは。
今日は、比較的穏やかな一日だったと思いませんか? (無論、地震のことです)
実は、昨日の3:32福島県沖M5.1を最後に、現在(22:30)まで約43時間もM4超の地震が発生しておりません
これは、311以来の記録を見る限り、最長記録です。完全に小休止モードに入ったと言う事でしょう。

さて、昨日ご紹介した、磁気嵐と地震規模の関係について、
更に精度を高めるため、M7.0以上の86事象[2007/1/15~2011/9/15]について調査しました。
磁気嵐解析11.jpg

すると、見えて来たのが、
磁気嵐から地震発生までの時間と最大地震規模に相関があり、136hを境界に、A,Bグループに分れる事です

今の私には、なぜこのような2階層の曲線が出てくるのか知る由もありませんが、この事実を認めるとすれば、
最後の磁気嵐が、9/17 18:00ですので、9/23 10:00以前はAグループ、それ以降はBグループとなります。

例えば、今夜9/21 0:00に大規模地震が発生すれば、最大でM7.9と見ることが出来ます。
現在の日本は多分に未知の領域にあって、私のロジックが通用しない今、この図が唯一の指標となり得ます。

そして、この図が正しいとすれば、
次の大規模地震が運悪く9/23 10:00~19:00の間に発生しない限り、M8超の可能性は小さくなるとも言えます。

再度申し上げますが、私は、残された猶予期間は、数日単位に間違いないと考えております。

どうか皆さまには、いつ大きな揺れが襲って来くるかも知れませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。
※M7超の震源が横ずれ断層型になることは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えておりますが、規模が大きくなるほど予測時刻よりも早くなる傾向は過去に数回ありました。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△9/21(水)15:5718:5721:5701:24
-----04:2407:2411:4614:46

△9/22(木)17:2420:2423:2402:28
-----05:2808:2812:4315:43

9/23(金)18:4821:48–:–03:34
-----06:3409:3413:3716:37

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
 赤字はM8超の可能性がある時間帯
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。