X1.4フレアに伴う磁気嵐の最新シミュレーション

昨晩深夜、地球の真正面で発生したX1.4フレアに伴う磁気嵐の到達時期について、
今朝のシミュレーションでは、日本時間で明日7/14(土)19時頃とお知らせしましたが、
最新のシミュレーションによれば、若干遅れて7/14(土)21時頃となっております。
磁気嵐解析577
ちなみに、シミュレーション誤差は±6hですので、
遅くとも、7/15(日)早朝までには地磁気反応が出ているものと考えます。
なお、地球到達時のプラズマ速度は 700km/s以上と猛烈で、磁気嵐の継続時間は16h程です。
ソース元:[NASA:惑星間の太陽風シミュレーション]
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その32)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第32回目となりました。
(昨年末から毎週末に約7月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週7/6にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120706WA
この間M4超の地震は16回、内12回が想定範囲でした。正解率75%。(今週も合格です)
予想から外れた4回は、沖合1回、内陸部3回でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(太平洋側のかなり広い範囲で水温が急上昇しております)
水温20120713W
◆今週の注目は、
 先週から続く東南海トラフからフィリピン海プレート沿いに広がる強震度想定域です。

 他に、岩手・宮城・茨城沖にも強震度想定域があります。
◆2週続いた、北海道に広がる強震度想定域は消滅しました。
 
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

地球の真正面でX1.4フレア発生!

皆さま、お早うございます。
遂に地球の真正面でX1.4フレアが発生しました。場所はAR1520群。
NASAによる到達予想は、日本時間で7/14 19時頃
磁気嵐解析575
太陽~地球を約45hで飛んで来る訳ですので、1.5e8km/(45h*3600s)=950km/sと超高速です。
最近導入した、フレアの累積グラフです。
磁気嵐解析576
これまでの実績から、(70%程の確率で)
このグラフの累積値がX5を超えると世界のどこかでM6クラスの地震が発生しております。
このまま見ると、本日7/13での発生となりますが、果たして今回はどうでしょうか。
Xフレア到達前にM6超の発震があるのでしようか。