【魔の30h停止】3/4全世界M5以上発震が30h停止を超えました

全世界でM5以上発震が30h停止を超えると、
 USGS統計から、その後10日以内に世界のどこかでM7超が確率95%で発生、
 その20%は日本国内での発震
の可能性があります。
 そして、3/4に【魔の30h停止】のカウントダウンがスタート。
 3/14までに、世界のどこかでM7超が確率95%で発生する可能性があります。
◆解説
 全世界でM5発震が30h以上停止した場合に、その後10日以内にM7超の発震が確率95%で
 発生する事を示唆するものです。
 今回は、2013/3/3 05:41UTC(3/3 14:41JST)中国南部M5.2~
 3/4 20:56UTC(3/5 5:56JST)の間でM5が38h停止。
 30h停止となった、3/4 20:41JSTからM7超発震のカウントがスタートしたという意味です。
◆以下は、M7超発生確率の時系列グラフ。 もう既に、確率90%に近付き、残す処あと数日。
震度の予測433
◆更にその震源域候補を探るべく、NASA-TEC(電離層電子密度分布)の停滞度合いを解析
 過去の実績から、M6超発震との相関(70%程度)は既に確認済みなので、久々に調査すると、
 赤道の南北をほぼ地球を一周する停滞度の高い地域が浮かび上がった。
 その中でも、特に可能性の高いのは、マリアナ海域~東南アジア(中国南部)だが、
 良く見れば、国内でも南西諸島(沖縄)が候補域にかかっているので、注意したい処だ。
TEC-add20130309-3d.jpg
◆【30h停止】至近の過去実績。
 昨年11/26~11日後に宮城沖M7.3
 今年1/3~2日後にアラスカM7.5、1/17~13日後チリM6.8、~15日後に十勝M6.9(USGS)
    1/18に50h停止(M8超10%)~15日後バヌアツM8
 多少の誤差はあれど、ほぼ想定内だと考えます。
◆【魔の30h停止・私の解釈】
 私考案の磁気嵐ロジックでは、磁気嵐による地球周回電流と地球コア電流★との相互作用により、
 ある遅延特性を以て地殻歪が増大。然るに、発震の停止は地震ポテンシャルが増大を続けます。

 ★極地の地磁気60,000[nT]から、計算上 地球コアに約12億アンペアの電流が流れています。
 一方、地殻歪み発生のファクターは、磁気嵐に伴う電磁気力が大きく、潮汐力の約30倍以上。
 ただし、月・太陽の潮汐力から地球は最大30cm塑性変形を毎日2回受けますので、
 これは、地震発生のトリガーとして働きます。
 そして、地磁気も磁気嵐もその根源は太陽からの強力な磁場だと考えております。
◆M7超発生が避けられないのなら、出来るだけ都市部から離れた海域の「深発」であって欲しい。
 あとは、神のご加護がある事を祈るのみです。

◆先ほど3/11 7:51JSTパプアM6,7/D84kmの地震発生。
 M6.5前後では、日本への津波の心配はありません。
 (7h後15時頃に最大10cm潮位変化程度)
 至近の都市まで64kmで計算震度s3.97は震度4相当。
 大きな被害は出ないものと考えます。
 願わくば、この地震が「魔の30h停止」の対応発震であることを祈ります。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その66)

このシリーズも 第66回目を迎えました。
(一昨年末から毎週末、1年4ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
【お詫び】
毎週土曜日にご紹介しておりますが、昨日は体調不良のため一日遅れてのアップですm(_ _)m

解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週3/3にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20130302WA
この間 M4超の地震は11回、内10回が想定範囲内でした。正解率91%(優秀です)
外れた1回は、海水温変化の無い海域範囲でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先週と比較すると、日本全体が一気に温度上昇しております。
水温20130310W
◆今週の強震度想定域は、
 26週目となった三陸沖アウターライズは若干の縮小方向。

 (ここは数カ月の前兆の後、昨年12/7にM7超が発生。次はM8超が危惧されます)
 3週目となった日本海域は変わらず。
 4週振りに淡路~紀伊~石廊崎、九州南部、宮城沿岸に。
 また、2週振りに岩手沿岸に強震度想定域が出現しております。


◆北海道北部・根室、山形・秋田境界の強震度想定域は消えました。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (黄M4、紫M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その446(磁気嵐スパイラル27)

昨晩3/9 21時から4hの地磁気反応 (3計測点で100nT超) を確認。
磁気嵐解析993
今回は NASAシミュレーションから、コロナホールによるものと考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応) が今夜~明朝まで続きます。
磁気嵐解析994
ご覧のように、「ピーク」は1回、「魔のくぼみ」は2回、「急変点」は10回です。
そして、磁気嵐の影響は3/16午前中まで残ることになります。
◆昨日からの深発は、1回追加。(釧路地方M5)
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。
 これにより、東日本域 3/10(日)「要警戒」3/11(月),12(火)「要注意」
 参考:北海道東方沖 3/10(日)「要注意」3/11(月)「要警戒」
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。(今回は7日間も磁気嵐ロジックが続きます)
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析995
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ