余震はいつまで続くのか?その445(磁気嵐スパイラル26) [3/3 19時更新]

◆昨晩からの深発4回 (新島、伊豆沖、釧路ほか) から、
 東日本域 3/4(月)「要警戒」
 参考:北海道東方沖 3/3(日),5(火),6(水)「要注意」
◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。

◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析992a
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その65)

このシリーズも 第65回目を迎えました。
(一昨年末から毎週末、1年4ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
【お詫び】
毎週土曜日にご紹介しておりますが、昨日は体調不良のため一日遅れてのアップですm(_ _)m

解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週2/16にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20130223WA
この間 M4超の地震は18回、内10回が想定範囲内でした。正解率56%(赤点ですね)
外れた10回は、何れも内陸や海水温変化の無い範囲でした。
この解析が最も不得意とする範囲の発震でした。

そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先週と比較すると、日本下半分の強震度想定域が消えております。
水温20130302W
◆今週の強震度想定域は、
 25週目となった三陸沖アウターライズは若干の縮小方向。

 (ここは数カ月の前兆の後、昨年12/7にM7超が発生。次はM8超が危惧されます)
 2週目となった日本海域は拡大方向、根室は沿岸に移動しました。
 3週振りに北海道北部、山形・秋田境界に強震度想定域が出現。
 今週は、強震度想定域が日本の上半分のみとなっております。

◆8週間続いた北海道西側、10週間続いた東海は相模トラフ、
 十勝沖、能登、山陰・四国・東シナ海域の強震度想定域は消えました。

解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (黄M4、紫M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ