ほぼ奇跡的! 磁気嵐は事無きがごとく通過した…

強烈な磁気嵐を起こすと思われた、M6.5CMEに伴う磁気嵐についてですが、
 NASAの太陽観測衛星は、日本時間4/14 7:14に太陽風の急変を捉えました。
 そうなんです。確かに磁気嵐は地球を猛烈な勢いで通過していたのです。
 NASA-iSWA地磁気圏シミュレーションでは、地球周囲を最大6400万アンペアが廻っていました。
 幸運だったのは、太陽磁場Bz(一番上の赤い線)が、磁気嵐の通過中に継続して北向き(+側)
 を保ったままでいてくれていた事なのです。
磁気嵐解析1010h12
今回ばかりは、私も驚いております。「神さまのご加護があったのでは」とさえ思える事象でした。
 仮に太陽磁場Bzが南向き(-側)になっていたら、最悪1000nT級の地磁気反応があったと推察します。
何はともあれ、今回の磁気嵐は何事も無く地球を通過して行きました。
 これにより、昨年12/2から約4ヶ月続いた磁気嵐スパイラルは、一端の終息を迎えました。
以下、深発連動のみによる予測表を掲載致します。
 最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1017a
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
以下は、M6発震と前震との関係(過去1年半分析)から、現在想定される次の震源候補です。
 №15,17?20 北海道~銚子沖でM5~6、特に銚子沖は№15,18,20で4/22までM5~6のリスク
 (注)現在の対応発震率は47%ですので、一応の目安としてご覧下さい。
震度の予測444s
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

(本日は、大事を取って午後から休んでおります)
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ