予測ABロジックの延長線上にあるもの (試算)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
この記事も、ややシリーズ化して来ました。(ほぼ2ヶ月間隔でご紹介しております)
以下は、予測ABロジックで、このまま大きな発震ないと仮定した場合の試算です。
現在の予測ABロジック20120808L
今年の元旦M7.0(鳥島近海)では、図の予測AとBとの差がちょうどM0.5でした。
この試算によれば、9/8が同条件となりますが、予測される規模は、恐ろしい事にM8.6です。
グラフ予測Bの傾きを良くご覧いただくと、7/10を境に急激に上昇しているのが判ると思います。
7/10は、奄美大島M5.3,長野M5.0を筆頭に、有感地震が22回もあった日でした。
これ以降、有感地震の規模と回数がかなり減っていたため、この様な動きになったものと推察します。
本当に、このままの静けさが続けば、そのツケはますます巨大化して行く事になります。
現在のリセットレベルは、予測A=M6.7,予測B=M5.7ですが、何れも東日本震災余震域での
発震のみ、リセット対象としております。

これは、これまでの予測A,Bロジックが誤差最小となる様、実績の積み重ねに基づく処理方法です。
したがって、適度な発震(M5クラス)がガス抜きになっている、とも考えられます。

解説しますと、
この予測ABロジックの示唆する地震規模は、現在の日本が持つ地震のポテンシャルエネルギーを
表していると考えます。

例えば、今日8/8の現在値ですが、
本来M6以下の予測に最適化した予測BでもM7.1、そして予測AはM8.1です。

前回、6/1の記事では、6/27にM7.5を想定していましたが、6/18に宮城沖でM6.1があり、
予測Bにリセットがかかり、現在に至ります。

予測Aのリセットは、今日現在の下限値でもM7.6でかなり恐ろしいレベルですが、
せめて、そろそろ予測Bリセットの現在下限値M6.8でガス抜きが欲しいものです。
それでも、十分に恐ろしいレベルですが。

では、また。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その372(磁気嵐スパイラル39)

お待たせ致しました。
ようやく、計算が終わりました。

午前中お知らせした通り、本日8/8 10時(JST)から2hの地磁気反応がありました。
(先にお知らせしたグラフは、7h継続を想定して計算したため、若干の差異があります)
磁気嵐解析661
NASAの予測通り、プラズマ密度のみ30倍になり、速度はあまり変化がありませんでした。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
今夜~明日にかけて、確率40%(M7+対応)のピークです。

磁気嵐解析662
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は18回あります。
そして、磁気嵐の影響は8/14深夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析663
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その372(磁気嵐スパイラル39pre)

本日8/8 14時に、NASAが地球到達を予測していた磁気嵐ですが、
ACE観測値で、今朝から兆候が現れ始めました。
磁気嵐解析657
このため、間もなく地磁気反応が出るものと思っていたところ、
先ほど10時からの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析660
本来なら、磁気嵐ロジック更新記事をアップするところですが、
申し訳ありません、今は時間が取れないため、グラフのみの提示を致します。
今夜から一気に、確率40%(M7+対応)です。
磁気嵐解析659
また、NASAのTEC(電離圏全電子数分布)MAXの 80TECU域が太平洋を西に移動しています。
TECは地殻歪みを観ている可能性があります。
念のため今後の発震に備えて下さい。(太平洋中心に加工済)
磁気嵐解析658

余震はいつまで続くのか?その371(磁気嵐スパイラル38)

少し横になるつもりが、もうこんな時間。
今日は、夕方まで待っても地磁気反応が無いことから安心していましたが、良く見れば
昨晩8/7 18時(JST)から2hの地磁気反応がありました。
磁気嵐解析654
今回も原因は不明ですが、太陽磁場の垂直Bz,水平Phiともに乱れがありました。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
今夜~明後日にかけて、確率30%(M5+対応)のピークです。

磁気嵐解析655m
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は5回、そして「急変点」は13回あります。
そして、磁気嵐の影響は8/13夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析656
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.