中国発「PM2.5」と言う名の死神が日本に飛来している
毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆ツイッターでは、既にご紹介しております「PM2.5」と言う名の死神が、日本にも飛来しております。
(※)PM2.5(Particulate Matter 直径2.5μm以下の微粒子/主に窒素酸化物、硫化化合物など。
その微粒子は、肺の奥まで侵入し、喘息など呼吸器系疾患の元凶となる。
◆これはCGではありません。北京の大気汚染は本当に深刻です。
地上はピンク色の「PM2.5」が充満し、中国で昨年8600人もの死者を出している。
◆REUTERSニュースから 「有害微小物質で8600人死亡、中国4都市で=調査」
そして厄介なことに、それは1500km以上離れた日本にも飛来して来るのです。
◆九州大学が運営するサイトにPM2.5に特化した拡散シミュレーションあります。
運営関係者の皆さまには、この場を借りて感謝の意を表します。
このリンクから、[アジア、地表濃度、PM2.5]を選択して、動画再生。
1/30現在のシミュレーションでは、少なくとも2/3まで日本全国を縦断飛来する。
(毎日AM8時にデータが更新されます)
[YouTube] に最新のシミュレーションをアップしてあります。
◆特に喘息のあるお子さん、 呼吸器系疾患の方はマスクで自衛策を!
「N95マスク」なら、0.3μmの微粒子を95%除去出来るので、PM2.5に十分対応可能。
ただし、キチンと装着(隙間なく密着)しないと効果が無いので、注意が必要です。
◆PM2.5の観測値は「環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)」で確認できます。
左側の「測定時報値」から、見たい地域を選び
続いて、「微小粒子状物質(PM2.5)」→「全局」→ 右下のBOXから「代表地を選択」→「時系列表」
続いて、「PM2.5」のボタンをクリック。
すると、ご覧の様に「PM2.5」の1週間の時系列グラフが表示されます。
◆最後に「大気汚染に係る環境基準」のクリックすると、各大気汚染成分ごとの「環境基準」が表示
されます。
◆「微小粒子状物質PM2.5」
1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ 1日平均値が35μg/m3以下であること (H21.9.9告示/環境省)
◆本日1/30 16時現在の日本全国の「PM2.5」について地図上に並べてみました。
シミュレーション通りに、西日本を中心とした分布になっております。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。