余震はいつまで続くのか?その426(磁気嵐スパイラル7) [1/5 23:40更新]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆本日は、アラスカM7超のツイ&記事に追われて、こちらが疎かになっておりました。
磁気嵐ロジックは昨年12/29で一旦終息。
 現在の予測表は月齢相関に移行しており、深発連動と併記しております。

◆本日1/5の深発(東日本との連動域)は、以下の3回が発生。
 1/4 1:02三宅島近海M3.1/137km
  5:22伊勢湾M3.5/361km,8:26九十九里浜M3.2/265km,18:08三重北部M3.1/95km

 その他の深発は、以下の通り。
 3:09下北半島M3.5/112km,23:07石狩M3.6/138km
国内の深発が合計5回となったことから「深発回数とM5超発生との関係」により
本日も僅かですが「超警戒を解除」いたします。 (本日はM5超発震は90%信頼度で発生しません)
これにより、明日1/6(日)「要注意」,1/8(火)「要警戒」となります。
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/5PM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖は、1/6(日)~1/8(火)「要警戒」
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [1/5PM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析919o
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。


では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

カナダ・アラスカ境界西沿岸でM7.5の地震発生!

心配していた事が、私の想定よりも遥かに早く発生してしまいました。
ツイートでは、既に速報を出しておりますが、ここに情報を整理しておきたいと思います。

◆本日1/5 17:58JSTカナダ・アラスカ境界西沿岸M7.5/D9.9kmの地震発生
 至近の都市まで100kmで、簡易震度計算ではs4.91で震度5強に近い震度5弱相当
 少なくとも半径200km以内の約6,000人が震度5弱の中。被害が心配されました。

◆地震発生時のUSGSのデータを以下に示します。(この後M7.7→M7.5に下方修正されました)
USGS240.jpg
 私の知る限り一番情報の早い、earthquake-reportによれば、一時アラスカ~カナダ沿岸に
 PTWCから津波警報
が出されましたが、約2時間後に全てが解除されております。
 なお、これまでに、怪我人などの情報は無いようです。

◆この地震で、PTWCより津波情報が出されました。
 津波到達時刻 北海道 翌1/6 1:30JST、関東2:30、九州4:00、沖縄5:00。

USGS240t.jpg
 なお、今回震源に近い10/28カナダ北西部M7.7地震では、ハワイで最大90cmの津波を観測し、
 予測の2倍の津波高
でした。
 また、八丈島で50cm津波(変動幅)も観測されましたが、気象庁は津波注意報を出しませんでした。

◆PTWCによれば、現在までに観測された津波は最大Port Alexanderで15cm。
 M7超でこの程度なのは、今回の震源が横滑り型で津波の起きにくいタイプだった事に依ります。
 念のため各地の津波到達時刻の潮高を示します。(参照:海上保安庁HP/潮汐推算)

USGS240s.jpg
◆上記のグラフでは幸い、各地の第1波到達時刻が比較的潮高の低い時間帯に当たりますが、
 遠方の津波は、反射を繰り返してながら、数時間続きます。

 日本への津波高は最大1m程度と考えますが、これに上記の潮高が加わります。
 沿岸地域の方は、少なくとも第1波到達時刻から5~6hは沿岸に近付かないようにお願い致します。

◆最後に、もう一つ心配な事。
 今回のM7超発生が、これまでの実績から考えて、対応発震が早過ぎた事です。
 過去の実績では、M5超の30h停止後、最短でも3日程度のところ、今回は翌日
 あまり考えたくはありませんが、リスク側を取れば、更にもう一度のM7超の発震
 あるのではないかと
。私の思い過ごしなら良いのですが。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その57)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも 第57回目を迎えました。
(昨年末から毎週末、1年以上続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週12/29にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20121229WA
この間 M4超の地震は23回、その全てが想定範囲内でした。正解率100%(上出来です)
ただ、先週は日本を覆い尽くすほどの想定域たったので100%も当たり前ですね。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先週と比較して、また更に全国的に水温が上昇しております。

この解析を始めて1年以上ですが、こんな凄い状態は初めてです。
水温20130105W
◆今週の強震度想定域は、
 17週目に突入した、三陸沖アウターライズ。
(更に東に拡大)

 (ここは数カ月の前兆があり、遂に12/7にM7超が発生し、次はM8超が危惧されます)
 また、3週目となった北九州西部(縮小)、東南海沖(伊豆諸島寄りに拡大)
 更に、2週目となった新潟、能登は拡大方向。
 再び、関東(首都圏)、伊勢湾、山陰、青森、北海道の東と西にも強震度想定域が出現しました。

 ★日向灘、四国海盆の強震度想定域は消滅しました。
 今週も全体的に、強震度想定域が日本を取り囲むようにに点在しております。

解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その426(磁気嵐スパイラル7) [1/5 9時更新]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
磁気嵐ロジックは昨年12/29で一旦終息。
 現在の予測表は月齢相関に移行しており、深発連動と併記しております。

◆1/4以降の深発(東日本との連動域)は、以下の3回が発生。
 1/4 1:02三宅島近海M3.1/137km
 1/5 5:22伊勢湾M3.5/361km,8:26九十九里浜M3.2/265km

 その他の深発は、以下の通り。
 1/4 1:17福島中部M2.5/175km,3:39石狩M2.8/151km,12:56日高M2.7/104km
 1/5 3:09:12.11下北半島M3.5/112km

これにより、本日1/5(土)「要警戒」、1/6(日),1/8(火)「要注意」
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/5AM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖は、1/5(土)~1/7(月)「要警戒」
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [1/5AM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析919n
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。


では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ