余震はいつまで続くのか?その166 (幸運にも3)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
今朝5:50に、日本のはるか沖合の日本海溝東側でM4.7の地震がありました。幸運でした。
しかしながら、これ以降、現在までに中規模以上の地震が発生しておりません
私には、この状態が「嵐の前の静けさ」ではないかと、どうも胸騒ぎがしてなりません
そもそも、私が現在ご提示している地震予測のロジックを考えついた主因が、このような「嵐の前の静けさ」
の後には、必ずM5クラス以上の地震があったことに依ります。
被害が無いのに越したことはありませんが、それにしても静か過ぎるように感じます。
一方、今回から、予測Aを至近の地震データ(3ヶ月程度)のみとの整合性に絞って最適化を図りました。
これまでは、グーテンベルグリヒター則に沿って、本震M9直後から現在までを一つの数式で表現する事に
こだわってきました。
しかしながら、10/5の記事「余震はいつまで続くのか?その160 (グループ別発生頻度)」の回でご紹介した
ように、本震M9直後と現在とでは、地震の発生するA~Dグループ間の偏りが異なっていることから、当然に
地震の発生機構も少しずつ変化して来ているものと解釈し、至近データでの最適化としました。
これにより、9/15での予測値の乖離はM0.65以内となり、現在値はM7クラスを示唆しております。
これまで日本でのM6クラス発生はありませんが、本日12:16(JST)にインドネシアでM6.1の地震が発生
しております。 (磁気嵐の発生から約90時間後で、100hの第2ピークに近い時間帯でした)
過去のデータからは、まだ磁気嵐後第2,3ピークの100h,140hが可能性として残されております
引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。
以下、今後の予測日時です。 (グラフに合わせて10/21まで提示しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
考えております。
また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇10/13(木)11:06 14:07 17:07 20:49
-----23:50 02:37 06:17 09:17
△10/14(金)11:24 14:25 17:25 21:21
-----–:– 02:50 06:56 09:57
☆10/15(土)11:50 14:50 17:51 21:55
-----00:21 03:22 07:38 10:38
△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19
☆10/17(月)12:56 15:56 18:56 23:11
-----01:31 04:32 08:57 11:58
★10/18(火)13:39 16:40 19:40 23:56
-----02:11 05:11 09:35 12:35
◇10/19(水)14:35 17:35 20:35 –:–
-----02:56 05:56 10:12 13:12
☆10/20(木)15:45 18:45 21:44 00:54
-----03:53 06:53 10:59 13:59
△10/21(金)17:15 20:14 23:14 01:56
-----04:56 07:55 11:48 14:48
凡例
★ 特異日(確率3倍超)
☆ 注意日(確率2倍超)
◇ 予備日(平均確率)
△ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/19頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。
では、また。