余震はいつまで続くのか?その297(磁気嵐スパイラル86)

今日は、有感地震13中5回がM4超という、何とも居心地の悪い一日でした。
さて、いつの間にかコロナホール起因と思われる磁気嵐が来ていたようです。
HAARPの観測値を確認すると、今日の午後3/17 16:00(JST)から地磁気に変化がありました。
磁気嵐解析379
ところが、SOHO衛星データでは、太陽風やプラズマ密度には、特に変化も無く、頼りにしていた
[NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション]も停止(※)しているため、起因が判らずにおりました。
(※)現在、ハード系のトラブルがあり、数日後には復旧できる見込み、との回答あり。
ところが、新システムに切替予定があり、3月末でシステム停止し、再開は未定という、
ガッカリするおまけ付きでした。(無いと困るので、早くデータを下さいな、NICTさん)
結局は、[NASA:惑星間の太陽風シミュレーション] に答えがありました。
磁気嵐解析378
このシミュレーションによれば、現在のコロナホール由来の磁気嵐の後にも、
3/15発生のM2.8,M1.9フレアに伴うCMEが、明日3/17 7:00と23:00(JST)に、
それぞれ到達し、磁気嵐もしばらくは続きそうです。

前置きがながくなりました。以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
磁気嵐解析380
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は5回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は3/25早朝まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 3/17(土)20:06 23:05 01:08 03:18
-----06:18 09:17 11:31 14:31

△ 3/18(日)20:56 23:56 02:05 04:24
-----07:24 10:23 12:48 15:47

△ 3/19(月)21:43 –:– 02:55 05:27
-----08:26 11:26 14:04 17:03

△ 3/20(火)22:31 00:43 03:42 06:28
-----09:27 12:26 15:18 18:17

☆ 3/21(水)22:48 01:30 04:29 07:29
-----10:28 13:27
 16:33 19:32
◇ 3/22(木)23:21 01:48 04:49 08:04
-----11:05 14:06 17:27 20:28

△ 3/23(金)23:30 02:22 05:22 08:51
-----11:51
 14:51 18:27 21:27

☆ 3/24(土)23:46 02:32 05:33 09:16
-----12:17 15:19 19:09 22:11

◇ 3/25(日)–:– 02:48 05:49 09:45
-----12:46 15:48 19:50 22:52
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、また。バイバイ

今日3/17の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は、12回で、内6回が銚子沖震源でした。
また、東京多摩や埼玉など関東内陸震源の地震も昨日に引き続き発生しております。
一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=435で、至近平均560回を22%下回っております。
では、今日の気象衛星の画像をアップします。(3/17 8:30-16:30)
20120317anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120317定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲量は多いですが、多くの特徴的な箇所があります。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
日本全国に数多くの境界が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、
一昨日より復活した 黄色で示したベッタリと張り付く雲です。
特に東日本側は、M9.0本震域とアウターライズも含む巨大さです。
M9.0本震域200×500kmとの比較では、300×600kmで面積比で1.8倍となり、
仮に試算するならば、単純計算で Log(10^(1.5*M9.0)*1.8)/1.5=M9.2 となります。
また、北海道西側に4本縦に並ぶ雲も、少なくとも8時間は定在波として残っております。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に雨や曇天が多く、怪しい雲もありませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

3/16の衛星画像(動画付き) と怪しい雲

昨日の有感地震は16回で 内7回が銚子沖で44%を占めています。
気になるのは、17時55分奈良県M3.5を最後に、既に8h近く有感地震が無いことです。
一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=503で、久々に500回を上回っております。
では、昨日の気象衛星の画像をアップします。(3/16 8:30-16:30)
20120316anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120316定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日も季節風は強いですが、全体に雲量が少なく特徴的な箇所が見られます。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側の関東以西に数多くの境界が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、
太平洋側の水色で囲んだ空白域の多さと、東海と四国沖の黄色で示す雲の湧き上がりです。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
最後に、今日の怪しい雲です。
20110316雲1
何れも都心部のもので、トルネード雲が多く見られました。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、これにて就寝いたします。バイバイ