余震はいつまで続くのか?その321(磁気嵐スパイラル1)

昨年11/19以来 170日振りに磁気嵐ロジックが消滅。3日間の静寂も終わりました。
コロナホール起因の磁気嵐が到達し、本日5/9 14:00(JST)から地磁気反応を確認しました。
(計測3箇所以上で100nT超の変動があった場合に、磁気嵐ロジックの計算対象としております)
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析451
これは今回得た知見ですが、
 これまでの実績から磁気嵐到達~地磁気変化が2~3hを時定数とする遅延反応であり、
 ACE衛星~地球までの150万kmを磁気嵐が1hで通過すれば、全体で3~4hの時間差と
 なります。
 今回は、これを4hとして考えると、上の図のように太陽風の速度が470km/sを超えると
 確実に地磁気反応が出る事になるようです。


以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
ただ、あと2日間は磁気嵐が続くと考えられるので、これは現時点での暫定値だと思って下さい。
磁気嵐解析452
ご覧のように、「ピーク」が1回、「魔のくぼみ」は1回、そして「急変点」が4回あります。
そして、磁気嵐の影響は5/12午後まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 5/ 9(水)15:03 18:04 21:06 22:58
-----01:13 04:14 06:18 09:19
★ 5/10(木)15:38 18:39 21:40 23:42
-----01:59 05:00 07:10 10:11

◇ 5/11(金)16:05 19:06 22:07 –:–
-----02:43 05:44 08:04 11:05

△ 5/12(土)16:35 19:35 22:34 00:23
-----03:24 06:25 08:57 11:58

凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆それから、4/28[予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4]では、
 明日5/10までにM6.5~M7.1を想定しております。
では、また変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

明日からの磁気嵐は相当に厳しいと思う

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
NASAが昨晩に到達予測していた磁気嵐は、おそらくギリギリのところで地球を反れてくれた。
今朝までに大きな地磁気反応は有りませんでした。

しかしながら、今度 太陽の東から出現したAR1476は地球の8倍もある巨大な黒点で、
今もC~Mフレアを連発しながら成長中のもよう。
恐らく地球の真正面でXフレアを発生させる可能性も大きいのではないか。
そして、ご覧のように至近のフレアはもの凄い勢いで続いている。
磁気嵐解析450
明日からは一転、磁気嵐が2日以上に亘り続くと思う。
 今日は、身体がしんどいので、もう休むことにします。
 来週は、いよいよ精密検査が待っています。

今夜の磁気嵐は。。。

皆さま、こんばんは。
さて、NASAの予測で今夜19時到達予定の磁気嵐ですが、(誤差±7hです)
プラズマ密度が徐々に上がり、Phi(太陽磁場水平成分)も数時間前から変化が出てきました。
後はプラズマ速度が上がれば、その2~3h後に地磁気反応が出ると思います。
磁気嵐解析449
最新の予測は [NASA:惑星間の太陽風シミュレーション] から確認できます。
本当なら地磁気の反応を確認して、磁気嵐ロジックの更新をしたいところですが、
申し訳ありません、今夜は、体調が優れないので、これにて休むことにします。

地震微動から見た日本の現在の状況

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
磁気嵐の経過について、監視強化体制を続けてきましたが、
結果的にNASAの予測していた時刻(本日16時頃)を7h以上過ぎており、
地磁気反応も無いことから、本日想定されていた磁気嵐は回避されたものと考えます。
◆したがいまして、
 磁気嵐ロジックは、確率15%以下となり、通常の月齢相関のみの予測表になります。
 右サイドのリンクにもありますが、参考に明日から4日分を記載しておきます。
 (何と、この状態になるのは、昨年11/19以来、170日振りの事です)

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 5/ 7(月)13:32 16:33 19:34 21:23
-----–:– 02:38 04:47 07:48
△ 5/ 8(火)14:20 17:22 20:23 22:12
-----00:24 03:25 05:29 08:30
◇ 5/ 9(水)15:03 18:04 21:06 22:58
-----01:13 04:14 06:18 09:19
★ 5/10(木)15:38 18:39 21:40 23:42
-----01:59 05:00 07:10 10:11
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
さて、前置きが長くなりました。
今回は、日本中に張り巡らされた、地震観測網を観察してみましたので、そのご紹介です。
微振動20120504
これは、F-net(広帯域地震観測網)による、Daily Spectral Plot(地震周波数成分)を確認した図ですが、
各地で地震の前兆現象と思われる超周期微振動(0.2Hz帯)が観測されております。
◆特に、伊豆諸島・柏崎での観測値は、他に無い大きさで今後も継続監視が必要と考えます。
 また、十勝平野の浦幌でも大きな観測値が見られます。

 (残念なのは、この観測網が首都圏の関東にあまり無い事です)
本日は、もう遅いので、データのご紹介だけにしておきます。
では、お休みなさい。バイバイ

次の磁気嵐の到達予想について(その4)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆5/6 20:00現在の観測値についてお知らせ致します。
ACE衛星データでは、15:00頃から太陽風の乱れが観測されましたが、
HAARPによる地磁気の観測値には、まだ大きな乱れはありません。

磁気嵐解析448
今晩、磁気嵐ロジックの更新となるか、引き続き監視継続中です。バイバイ

1 6 7 8 9 10